白馬岩岳スノーフィールド、19シーズン27日、20シーズン13日、計40日滑ってみて感じた印象
- 雪が積もればパウダー
- 放射冷却で冷えた日は綺麗な圧雪バーンでのカービング
- 谷や落ち込みなどの起伏が激しい斜面ではフリーラン
- 雪が柔らかくなったらパーク
コースが多く、フリーランからパウダー、カービングといろんな遊び方ができ、北アルプスの絶景が楽しめるカフェ「マウンテンハーバー」と、滑り以外でも楽しめるオススメのスキー場です。
今回は白馬岩岳スキー場の「カービングターンで気持ちよく滑ることができるお薦めコース」・「snownaviに載りやすい?」コースについてご紹介します。
- 21.パラダイスゲレンデ
- 24.ビッグバーン
- 15.サウスゲレンデ
- 6.イーストゲレンデ
- 11.沢コース
・白馬岩岳スノーフィールド
(番号はコース内の番号です)
15.サウスゲレンデ
斜度 最大 23度
平均 10度
長さ 820m
右手に八方尾根スキー場が見え、インスタ映えする景色の中、序盤は緩やかな斜度で、リフト乗り場に進んでいくとだんだんと斜度がきつくなってきます。
右に曲がりながらのコースですがコース幅が広いので大きくターンができ、滑走距離も長いので、練習やターンをじっくりと楽しめるコースです。
序盤は斜度が緩いのでしっかり板のエッジに乗れているか、ターンの跡を見ながらズレを確認しつつ、スピードに乗って深いカービングターンが楽しめるコースです。
風の通り道でアイスバーンになりやすくガリガリになっている事も多いので 、飛ばす前にエッジの噛み具合のチェックが必要です。
このゲレンデの両サイドは雪が積もると非圧雪ゾーンとなりパウダーを楽しむこともできます。
11.沢コース
斜度 最大 15度
平均 10度
長さ 980m
ヒルトップ(250m)から合流し、リフト乗り場まで下るコースで、1km以上のロングコースとなります。
ヒルトップは斜度がかなり緩やかですが、沢コースに入ると徐々に斜度がきつくなっていきます。
コース幅は下るにつれて狭くはなりますが、約1キロの長さをスピードに乗ってカービングを楽しむことができます。
ヒルトップから沢コースに合流するまでのエリアは非圧雪ゾーンなので、広大なパウダーコースとなります。
途中コースの落ち込みが何か所かあり、そこで軽く飛ぶこともできますし、右手には起伏に富んだ斜面もあるのでフリーランをしても楽しめるコースです。
6.イーストゲレンデ
斜度 最大 17度
平均 14度
長さ 330m
短いゲレンデですが、斜度が緩く、ターンのズレを確認しやすいコースです。
バッジテスト前の受験生らしき人もよくこのコースで滑りやターン跡、フォームなどをチェックしています。
初心者の方がよく練習されているコースでもあり、空いている事も多いので、ガンガンリフトで回せます。
シーズンインの直後、ターンの練習や感覚を思い出すときに最適のゲレンデです。
21.パラダイスゲレンデ
斜度 最大 24度
平均 15度
長さ 600m
斜度はコース上部はきつめ、中腹からゴンドラ乗り場にかけて緩やかになっています。
人工降雪機が稼働しているエリアなので雪の質が違う感じもしますが、コース幅が広いのでスピードに乗って大きなターンが楽しめます。
スピードを出して大回りしているスキーヤーも多いので注意が必要です。
24.ビッグバーン
斜度 最大 22度
平均 16度
長さ 440m
ホワイトプラザ正面のゲレンデで、ここも横幅がかなり広いコースです。
斜度もそれなりにあるので、高速で大きなターンができます。
パウダーが積もった時には、非圧雪ゾーンとなりパウダー狙いでもよく滑るコースです。
白馬岩岳スキー場には8:00~9:00ぐらいの間に、
「snownavi」
のカメラマンをゲレンデでよく(ほぼ毎日)見かけます。
snounaviは白馬村にある10のスキー場をほぼ毎日レポートしている超有名サイトです。
スキー場のコンディションが詳細にわかる為、かなり実用的で非常に役に立つありがたいサイトで、カメラマンが滑っている人を写真に撮り(インタビュー的な物もありますが)、このサイトに載るという事はかなりのステイタスでもあるのです。
その為のレポート画像を取る為、カメラマンがコースの端で待機し、素材になりそうな滑りをしている人を待ち構えているのです。
カメラマンはビブを着て大きなカメラを持っているのですぐに見つけられます。
絵になる滑りを狙っているので、スノーナビに出たい人はカメラマンを見つけたらドヤ顔で滑り、アピールしましょう!
2シーズンの経験から、カメラマンをよく見かけたのは、「サウスゲレンデ」の左側に待機、そこから移動して「沢コース」左側に待機し、ヒルトップから沢コースに滑り降りる人を正面から待ち構えているパターン。
その後さらに移動して、「パーク」や「VIEWコース」などで待機している姿をよく見かけました。
カメラマンは複数のスキー場を担当していると思われ、岩岳が終ったらまた別のスキー場へ移動しているはず?なので朝一の1時間前後でいなくなります。
その為、snounaviにどうしても出たいという方はスキー場のオープンと同時に滑りだすことが条件だと言えます。
ちなみに、20シーズンに2度snounaviに載りました!(白馬岩岳ではなく別のスキー場ですが)
1回目は全く気付かず、2回目はカメラを向けられているなと感じたぐらいで、いずれも後でsnounaviをみて一人で喜ぶという形でしたが。
岩岳スキー場はパウダー、カービング、フリーランが楽しめ、朝一の沢コース、ヒルトップでキレキレのカービングを楽しんでいれば、いつの間にかスノーナビに載っている?という事もあり得る最高のスキー場です。
今シーズンこそ豊富な積雪のシーズンになることを願い、オープンを待ちたいと思います。