BURTON歴20年、自称バートンマニアがお薦めするウェア「ak」。
なぜ「ak」を着続けるのか?その理由についてご紹介します。
「ak」とは?
Burtonの最高峰モデルに位置づけられるウェアブランドで、「ak」はアラスカを意味し、アラスカのようなシビアなコンディションでもライダーの身体を最良のコンディションにキープするというコンセプトで作られているブランドです。
20年着続けて感じた「ak」の特徴
- 高機能
- シンプルなデザイン
- 着心地・使い心地が良い
- -15℃から春先まで一枚で対応できる
高機能
GORE-TEXを使用し、全ての縫い目に施したGORE-SEAMテープ加工で、雪や水の侵入を防いでくれるので、水が滲みてウェアが濡れるということはありません。
高い防水性がありながら、汗を外部へ逃がす高い透湿性も併せ持っています。わきの下、太もも辺りには20~30cmのベンチレーションが設けてあり、温度調節が簡単にできます。
動作性を追求したライダー目線の立体裁断をしているので、滑る時やハイクアップ時にGORE-TEXの硬めの生地でも気にならずに動くことができます。
シンプルなデザイン
毎年新しいモデルが登場しますが、デザインやサイズが大きく変わる事は少ない印象です。
デザインが多少変化していたり、カラーや色の配色パターンが変化する程度なので、新しいモデルをチェックし、「今着ているウェアにこの色のパンツが合うな」という風に好みの色や配色があったら購入するといった感じで買い換えをしています。
私の場合身長は170cmですが、上下とも「M」サイズを毎回購入しています(多少大き目です)。
着丈やサイズは新しいモデルになってもそれ程変わらないので(感覚的にですが)ショップに行き試着する必要もありません。
「ak」は原色を用いた単色のウェアが多く、カラーのラインナップが豊富です。ウェア・パンツに色違いを合わせることで、個性が出せます。
ここ最近はバックカントリーやパウダー好きなスキーヤーで「ak」を着ている人をよく見かけます。スキーヤーは同じ色のウェア、パンツの上下を着ている人が多い?印象です。
サイズも他のBurtonウェアに比べてタイト目で、着丈も長すぎずちょうどいいサイズ感だと思います。
大きめで派手なウェアがそろそろキツイと感じてくる20代後半、シンプルでシュッとした「ak」を着て大人のスノーボーダーへの移行にも最適です。
着心地・使い勝手が良い
ポケットの位置が使いやすい所にあったり、ジップもグローブをはめていても開けやすかったりと利用者目線での工夫がされているなと感じます。
ジップも固め?で勝手に開くことはないので、滑っている途中にファスナーが空いて中身が無くなっていたという事も一度もありません。
スマホは右胸、クレジットカードは左胸、小銭は右足、車のキーは左足と毎回同じポケットに裸のまま入れて滑っていますが濡れることも無いので安心して入れておけます。
同じ所にルーティーンで入れておけばウェアの上から触る事で簡単に確認ができますし、車の中で着替えてすぐにゲレンデへ行く事ができて便利です。
-15℃から春先まで一枚で対応
「ak」は薄いウェアが多いです。一般のスノボウェアみたいな綿が入っているような厚みがなく、ゴアテックスの薄い生地を羽織るイメージです。
その為とても軽く長時間着ていても快適で、長時間の移動が必要なバックカントリーにも向いています。
薄くても風や水は通さないので、意外に温かく保温性も抜群です。
Tシャツ、ユニクロの「ヒートテック」、その上に「ホグロフス」の長袖Tシャツの3枚をインナーとして、その上に「ak」のジャケットを着ています。
ホグロフスの長袖Tシャツは、同じものを2枚購入し使っていますが、肌触りが良く、保温性があり、汗をかいてもベタベタしません。
洗濯して乾きも早いし、値段は高めですが、レイヤーとしてはかなり優秀で重宝しています。
パンツは下着の上に、「SKINS」をインナーとして、その上に「ak」のパンツを履いています。
「SKINS」 はかなり着圧が強いので、滑り終えた時の疲労感が少なく感じるので、毎回これを下に履いています。冬用の暖かいバージョンも売っていますが、普通のタイプでも十分暖かいと思います。
インナーとして上は3枚、下は2枚だけを着ていますがこれで白馬村の-15度に冷え込んだゲレンデでも問題なく滑る事が出できます。
インナーにフリースを着ると暑すぎるので、Tシャツの重ね着がベストであると結論に至り、長年このセットアップで滑っています。
アークテリクス サイドワインダーJK 購入レビュー
以上が20年着てみて感じる「ak」の魅力です。
現在akを2着使用していますが、メインで着ているものが、
「Burton AK457 GUIDE JK」
¥97,900
実際使ってみた感想としては、
「値段に見合ったウェア」
と実感しています。その理由として、
軽くて薄い為、重ね着がしやすい
この点に関しては、先程と内容が重複するので割愛しますが、「ak」シリーズの中でも特に生地が薄いウェアなので、インナーに何を合わせるかが重要になってきます。
薄いウェアなのでレイヤリングがしやすく、温度調節が簡単にできる点もメリットです。
ゴーグルだけで顔に入る雪を防ぐことができる
個人的にウェア選ぶ際に最も重要視している点が、「フードをかぶった時、鼻まで覆えるか」という点です。
呼吸がしづらいフェイスマスクやバラクラバ等が嫌いで、ビーニーにゴーグルしか付けていません。その為、大雪の時等は顔に雪があたりとても寒くなるので、ウェアのフードをかぶって雪を防ぎます。
その際、ウェアが鼻まで覆えてカバーできれば、ゴーグルを付けただけで、ほぼ顔に対する雪の侵入を防ぐことができます。
その為、ウェアのジップを上までフルに上げて鼻までカバーできるかできないかを購入の際の判断材料としてみていますが、このウェアは鼻までカバーできます。
バートンの「ak」シリーズは過去の物を含めてだいたい鼻あたりまでカバーできるので、この点も大きな魅力の一つです。
また、左肩に小さなポケットがついており、これが非常に便利です。
自動改札機は左側に設置している場合が多く、ここにリフト券を入れ、自動改札機に肩を近づけるだけで簡単にゲートを通ることができる為です。
リフト券は左肩、スマホは右胸のポケットに入れておくことで、誤作動も起きず問題なく通過できます。
何気ない点ですが、この左肩ポケットがついているだけで購入の際の優先度があがります。
パンツは ak cyclic pant を購入する事が多いです。
「Burton ak CYCLIC PANT」
バインを締める時等、ゲレンデで座る事も多いので、ブーツにはより防水性が求められますが、「ak」であれば問題ありません。
ベンチレーション用のZIPも太ももあたりに長めについているので、春先などで気温が高い時、バックカントリーで体温が上がった時などには調整が利き便利です。
腰のまわりはアジャスターでサイズ調整でき、ベルトを使わなくても履けます。
パンツは3シーズンぐらいで買い替える消耗品と考えているので、だいたい1年前の型落ちを購入しています。
型落ちだと30、40%OFFで購入できるのでオススメです。
使用ソックスはこちら:ディーラックス「サーモソックスエボ」
まとめ
BURTON歴20年、自称バートンマニアがお薦めするウェア「ak」
なぜ「ak」を使い続けるのか?その理由として、「他のブランドを使う必要がない」ということが大きいと思います。
「ak」を使っている事がベストなので、これ以外考えられないと実感しています。
ウェア選びに迷っている、新しいブランドに挑戦してみたい、アンチBURTONの方、「ak」を検討してみてはいかがでしょうか?