長野県青木湖で「SUP」に初挑戦、ボードから落ちることも無く、意外に簡単。湖面に立って進んでいく感覚が面白い。
スタンドアップパドルボートは、SUPサーフィン(Stand up paddle surfing)とも呼ばれ、サーフボードの上に立って、ボートのようにパドルで漕ぎながら、湖や海の上を移動するスポーツです。
スノボと共通点が多く、オフトレーニングとしても有効だと思い、いつかやりたいと思っていた所、今年ようやくチャレンジすることができました。
長野県の北部、木崎湖、青木湖ではSUPができる所がたくさんあります。
木崎湖より青木湖の方が水の透明度が高く、風も穏やかで乗りやすいと聞いたので、青木湖の方でSUPをすることに。
青木湖周辺にはキャンプ場がたくさんあり、そのキャンプ場やアウトドア運営会社でSUPをすることができます。
キャンプ場でSUPをレンタルします。
ボードと、パドル、ライフジャケットを借りて、足にリーシュコード(流れ止め)を付けて、準備は完了。
簡単に乗り方を教えてもらい、湖の浅瀬からボードに乗り込み、ヒザ立ちでパドルを漕ぐと、スーッと進んでいきます。
ボードは思っていたより安定していて、簡単に乗る事ができました。
ヒザ立ちのまま、パドルを左右に漕ぎます。
右側を漕げば、左に曲がり、左側を漕げば、右に曲がる。
パドルを水中に出せばブレーキがかかり止まることができ、後から前に漕げば、止まりつつ方向転換もできます。
簡単な操作なら10分ぐらいである程度自由に動き回る事ができました。
パドルでの漕ぎ方や、バランス感覚に慣れてきたら、いよいよ板の上で立ち上がります。
この立つ時にバランスを崩して落水することがあるとのことで、慎重に立が上がります。
立つ時は不安定でフラフラしますが、無事立ち上がる事ができました。
立ってパドルを漕いでみると、ヒザ立ちの時より楽に漕ぐことができます。
立ち上がると風の影響も受けやすく、波が立つとフラフラするので、足の裏でバランスをとります。
波が強い時、疲れた時は、ヒザ立になり、また立ち上がる事を繰り返し、気付けばかなり沖まで進んでいました。
パドルを水中に入れ、水の抵抗を感じるぐらいしっかり漕げば、けっこう前に進みます。
腰をひねりながら左右に漕ぐので、体幹や腹筋のトレーニングにもなります。
大きな湖の真ん中で、水の音しかしない中、前に進んでいく感覚が楽しく、こんなに気持ちが良いとは思いませんでした。
いつも外から青木湖を眺めていましたが、湖面に立ち、そこから見る景色はまた違う良さがありました。
2時間程SUPをしましたが、腕や太もも、足裏がかなり疲労しており、トレーニングにも最適だと感じました。
純粋にSUPに乗っている事が楽しく、かつトレーニングにもなるので、かなりハマりそうです。
SUPができるのは9月末ぐらいまでとのことなので、来年はスノボがシーズンアウトしたら、SUPをしていきたいと思います。
青木湖の春夏秋冬
青木湖から雪の積もった北アルプス。2019年11月の画像なので、2カ月後にはこんな景色が見られます。
青木湖は水質も綺麗で、透明度も高いです。
2019年、12月。
2019年12月31日。
大晦日の青木期には虹がかかり幻想的な風景。
2020年はいい事が起きる予兆か?と期待するもコロナの影響もあり、9月現在全くいい事は無く、このまま終わりそう・・・
2020年4月
強風の北アルプス、雪が舞っています。
2020年6月
残雪の北アルプス、雪の量もかなり減ってきています。
2020年11月
今年は、例年より早く10月中に降雪がありました。
大町市から白馬村へ行く時は青木湖・木崎湖を左に見ながら移動するので、天気が良い日や空気が澄んでいる時、国道から一本脇道に抜けて湖のそばを走り、写真を撮ります。
サラリーマン時代、白馬村には年に1,2回スノボで訪れていました。
いつかここに住みたいと思い、安定した生活・年収を捨てて移住を決断。
そのおかげで、こんな景色を日常の中で見られる、気軽に青木湖でSUPができる、毎日のようにスノボができる夢のような生活を実現できました。
その一方で、安定した収入・仕事が無い中、現実と向き合うと移住した事が正解なのか正直迷う日もあります。
「田舎へ移住する」、綺麗ごとだけではなく理想と現実と向き合いながら、今はできる限りこの生活を続けていきたいと思います。