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一人旅・スノボ・起業ブログ

40歳で脱サラし長野へ移住、仕事、一人旅、スノーボード

スキー場でのコロナ対策。これからは様々な規制、制限との共存が必要か

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

白馬岩岳スノーフィールド マウンテンハーバー

2021・シーズンインまで残り2カ月、スキー場のコロナウイルスへの取り組みや対策が徐々にアナウンスされ始めました。

 

コロナ対策により、どの様な規制や制限が実施されるのか?

 

発表された情報と共に、予想される状況をまとめました。

 


 

 

 

白馬観光開発(株)

 

長野県北アルプスエリアのHAKUBA VALLEYの3スキー場、「白馬岩岳スノーフィールド」「白馬八方尾根スキー場」「栂池高原スキー場」を運営する会社です。
 
 

<チケット販売関連>

 

  • オンラインチケット販売の促進

  • チケット売り場でのキャッシュレス決済の促進

  • 連絡手段の確保(入場申込書の記入、新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA』のインストールの協力要請)

  • チケット購入前の手指の消毒液の設置

  • チケットカウンター等でのアクリル板などによる隔離

 


<ゴンドラ、リフト関連>


  • ゴンドラ搬器の消毒
  • ゴンドラ乗車時、他グループとの乗り合いを禁止
  • リフトは1席以上間隔を空ける
  • ゴンドラ、リフト乗車中のフェイスマスク、グローブ着用
  • 待ち列での間隔保持
 


<レンタル関連>


  • ウェア等のレンタル品目の使用毎の消毒・クリーニング
  • レンタルショップ入店前の手指の消毒
 


<レストラン、ショップ関連>


  • 屋内レストランの席数削減、距離をあけた席の配置
  • 屋外席の増設、テイクアウトメニューの充実による混雑緩和
  • 定期的な換気の実施
  • カウンター席を増設、向かい合って座るタイプの座席にはアクリル板を設置
  • レストラン、ショップ入店前の手指の消毒
 


<従業員の感染対策>


  • 出勤前の検温、結果の報告義務付け
  • マスク着用、必要に応じ手袋着用
  • カウンターでは可能な限りアクリル板等で隔離を実施

 

 

<早割シーズン券の返金保証について>

 

  • コロナの影響でスキー場が早期の営業停止した場合の返金保証
  • OPEN前:100%返金
  • OPEN後~2021年1月11日:75%返金
  • 2021年1月12日~1月31日:50%返金
  • 2021年2月1日~2月28日:25%返金
  • 2021年3月1日~シーズン終了日:なし

 

 まとめ

 

白馬村・大町市の10のスキー場をHAKUBA VALLEYとしてグループ化していますが、その中の3つのスキー場を運営しているのが白馬観光開発です。

 

この影響力のある会社の方針が出たことで、HAKUBA VALLEYの他のスキー場も右へ倣えとなり、同様の対策をすることが予想されます。

 

 

現に今年4月、コロナの影響でスキー場の営業停止をこの会社が発表した後、近隣の五竜、47スキー場もそれに合わせる形で数日後には営業を停止しました。

 

それぞれ部署ごとの対策を見ていきます。

 

まずはレストランですが、座席の減少、距離を開ける事で、ただでさえ混雑するお昼時が、今以上に込み合う事が予想されます。

 

利用する時間を分ける為、10時は¥200OFF、11時は¥100OFF、12時はプラス¥200など、時間帯での価格のメリハリを付ける事で混雑解消になるのではないかと個人的には思うのですが・・・

 

レストランを利用する時、後ろで座席待ちされながら急いで食べる時と、空いていてゆっくり食べる時、食事の料金が同一な事に違和感を感じていたので、こういった事もサービスの一環としてあればなと思っていました。

 

 

ゴンドラ、リフトも同様で、人数の制限を行うという事は、待ち時間が増えるという事に繋がります。

 

リフト乗車時、4人乗りクワッドリフトであれば、マニュアル通りに常に4人で乗車させるスタッフと、後ろにお客が並んでなければグループごとに乗せてくれる、臨機応変に対応できるスタッフがいます。

 

スキーヤーとスノーボーダーが一緒に乗る時、座る姿勢が違うので板がぶつかることが多くあります。

 

その為、スキースノボと同じ種目同士で乗ると、降りる時スノーボーダーにとっては楽なのですが、スキーとスノボが混ざっている場合、4人で詰めるのではなく、グループで分けてくれるような気配りができるスキー場、スタッフにはいつも感謝していました。

 

今シーズンは、状況を見て個別に判断するケースが増えると思うので、スタッフの質にも差が出て来るのではないかと思います。

 

また、乗車時にフェイスマスクが必須となれば、乗車の度にマスクをする必要があるかもしれません。(滑る時までマスクをしろと言われなければいいのですが・・・)

 

 

レンタルに関して、過去に働いていた経験から、レンタルウェアを毎回クリーニングすることは手間、経費の点から見て不可能だと思うので、消毒スプレーをかけることぐらいしかできないと思います。

 

直接肌身に触れる、グローブ、帽子などはレンタルではなく販売している店もありますが、そういった細かいことまで含めると、今後の対応が気になります。

 

 

人件費削減の観点からも、チケットはオンラインで購入し、チケット売場に並ばないことがこれから主流になってくるのではないかと思います。

 

 

滑走日数が多い人は、割安となるシーズン券を購入する事が多いと思います。

 

シーズン券は滑れば滑る程割安となる分、暖冬で雪が降らずシーズン前に営業が終了しても払い戻しや返金には応じない等、リスクも高いのが特徴です。

 

そのようなシーズン券に対し返金を保証するという事は、逆に「いつでも営業が終了する可能性がある」ということを意味します。

 

 

スキー場側も最悪のケースを想定している事が伺えます。

 

 

コロナウイルスの第2波、第3波が来て、非常事態宣言が出るような状況になれば、シーズン途中でも営業が終わってしまう=強制的にシーズンアウトさせられてしまうという事になります。

 

今シーズンは、ラニーニャ現象の影響で雪が多くなるのではないかと予報も出ている中、雪が降って豊富にあるのに、リフトが動かないという生殺しのような恐ろしい事が起きる可能性もあるということです。

 

 

あるスキー場関係者からは、集団感染のリスクがある為、住み込みで働くスタッフ寮の人数を減らし、車で通える地元採用を増やす方針だとも聞きました。

 

その為、例年よりスタッフの囲い込みが早く、時給も去年より高く設定しているとも。

 

スキー場でのリゾバを考えている人、近くにスキー場がある人は今シーズンいつもより高い時給で働くことができるので、オススメだと思います。

 

 

今シーズンのスキー場、というより今後のスキー場はコロナと共存していくしか方法はないと思います。

 

規制や制限を何も受けず快適に滑る、今までの感覚で滑る事は難しくなると思います。

 

逆にこのコロナの影響の中、潰れていくスキー場も増えるかもしれませんが、逆に利用者を増やす事もできるはずだと思うので、ユーザー目線でより利用しやすい環境になる事を期待したいと思います。