外国人の来客が多い白馬村。特に白馬岩岳スノーフィールドは外国人比率が高く、インバウンドが入国できない今シーズンは「人が少ない=パウダー競争率が低い」為、ねらい目のスキー場です。
長野県白馬村にある、旧岩岳スキー場は名称も変わり、外国人を意識した雰囲気のスキー場にリニューアルしています。
白馬岩岳スノーフィールド
https://iwatake-mountain-resort.com/winter
その方針通り?外国人比率が高いスキー場です。
平日滑りに行っても、お客さんの半分以上は外国人、テラス席では日本人を探す方が難しいくらい、外国人にとっても人気があるスキー場です。
白馬岩岳スノーフィールドの特徴
- パウダーが滑れるコースが豊富
- コルチナ、八方、五竜に比べパウダー競争率が低い
- 晴れた日の北アルプスの絶景が見られる
- 悪天候でもゴンドラが止まりにくい(強風に強い)
八方尾根、栂池高原と同じ運営会社ですが、お客さんが少ないせいか、まったりした雰囲気が好きで、ホームゲレンデとして毎日滑りに行っています。
ゲレンデの広さを活かし、フリーラン、カービング、パウダーなど全てを楽しむことができますが、特にお薦めなのがパウダーです。
必要最低限の圧雪にとどめ、新雪をコースに残してくれている、パウダーに特化したコースも多く、コルチナや八方、五竜などと比べて知名度は低いですが、パウダーが楽しめるスキー場なのです。
今回は、パウダーが特に楽しめるコースをご紹介していきたいと思います。
コースマップ
黄色の部分がパウダーが楽しめるオススメコースです。
DANGAN
https://iwatake-mountain-resort.com/course/dangan
コース終盤は急斜面となり、左側に進みすぎると自力での合流ができなくなるので注意が必要です。
SONEZAWA
https://iwatake-mountain-resort.com/course/sonezawa
雪の量が増えないとオープンしない為、滑れる期間が少ないコースです。
新雪が積もった時は、起伏に富んだ楽しいコースとなります。
HIKAGE B
https://iwatake-mountain-resort.com/course/hikage-b
HIKAGE Bを滑り、途中右側に HIKAGE Aの壁が見えてきます。
スピードに乗ってこの右側の壁を乗り越えるように進むと、HIKAGE Aのコース途中に合流でき、非圧雪のパウダーを楽しむことができます。
HIKAGE A
https://iwatake-mountain-resort.com/course/hikage-a
昨シーズンは、F:日影リフトが一度も動かなかったので、上からこのコースを滑ることはできませんでした。(ゲレンデを歩いて移動が必要)
ヒルトップ
https://iwatake-mountain-resort.com/course/ヒルトップ
コース左側( HIKAGE Bの上部)へはロープで規制されている場合が多いですが、規制されていない時は、ここから入ることができ、パウダーを楽しめます。
これらのコースはパウダーが積もっていれば、最高の斜面です。
斜度もあるので、パウダーでも板が走りますし、滑走距離もそれなりに長く、楽しむことができます。
ゲレンデ下部にもパウダーを楽しめるコースがあります。
ホワイトリボンコース
https://iwatake-mountain-resort.com/course/ホワイトリボンコース
圧雪の状況によりますが、新雪が積もった時は、左右は踏まずに残しておいてくれるので、パウダーが楽しめます。
かもしかポケット
https://iwatake-mountain-resort.com/course/かもしかポケット
ここも起伏に富んだ斜面で、一気に下まで滑り終える事ができ、パウダー時には長い距離が楽しめるコースです。
裏側 「Iwatake Back Bowl」
VIEW A
https://iwatake-mountain-resort.com/course/view-a
起伏が激しく、自然の谷の間を滑ることができ、壁を楽しめます。
新雪が降らないと、凸凹斜面がアイスバーンと化すので、スノボではとても滑りにくい、難しいコースになってしまいます。
VIEW B
https://iwatake-mountain-resort.com/course/view-b
雪崩の危険性が高いのでパウダーが降った直後はクローズしていることが多く、安全確認後滑れるようになります。
斜度が急で、スピードを出して大きなターンができるので、ノートラック時には最高の斜面となります。
この斜面から横のツリーランに入ることもできます。
VIEW C
https://iwatake-mountain-resort.com/course/view-c
このコースの黄色の線の部分から、林の中へ入り、ツリーランを楽しめます。VIEW Bのツリーラン、VIEW Dへ抜けることができます。
VIEW D
https://iwatake-mountain-resort.com/course/view-d
斜面右側の林の中へ入り、ツリーランを楽しめます。深く入りすぎるとコースへ自力で戻ることができなくなるので、注意が必要です。
「Iwatake Back Bowl」エリアは、人が少なく、リフト待ちも少ないのでお薦めです。
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
最近、冬以外のグリーンシーズンでもメディアでよく見かける事が増えてきた、山頂にあるカフェ、「マウンテンハーバー」
カフェの入口から既に絶景が見られます。
テラス席の真正面に広がる北アルプス。
テラス席はあまり大きくは無く、座席数も少ないのですが、階段状の木の床に座って北アルプスの絶景を眺める事ができます。
空中に浮いているような錯覚に陥る、中央通路が映えポイントらしく、写真を撮る人の列ができています。
天気が良く晴れていれば、ほぼこの景色を見ることができる為、スキー、スノボをしない一般のお客さんもたくさんゴンドラで上がってこられます。
夏や秋の景色も素晴らしいですが、雪の北アルプスが一番綺麗だと思います。
白馬岩岳スノーフィールドは、大雪予報が無くても定期的に降雪があるので、20cm程度のパウダーなら、滑れる確率は高いです。
八方や五竜のゴンドラが強風で動かない時も、岩岳は動いている事が多いので、他が止まっている時、代替地としてもオススメです。
ゴンドラは板を外に設置するタイプ、小型のゴンドラは前後で区切られているので、今シーズンはコロナ対策として一人で乗る事ができるのではないかと思います。
ゲレンデの中腹から下にかけては、横幅も広く、ゴンドラに乗らなくてもリフトで回せるので、初心者、子供連れのファミリーにも滑りやすいコースだと思います。
パウダー、カービング、フリーランが楽しめ、晴れた日の北アルプスを見に来るだけでも価値がある、白馬岩岳スノーフィールド、オススメです。