今日は昨日の夜から放射冷却により冷え込んだので、綺麗な圧雪バーンを期待して「八方」へ行く事に。
コロナウイルスで自粛ムードの中、平日にも関わらず第6駐車場には結構な数の車が。
「名木山」から上にあがります。
唯一の下山コースも細くなり、下地の露出箇所も増えてきました。
スタッフさんと話をしていると、気温が高くなり降雪機も稼働できなかったり、稼働しても金がかかりすぎるとのことで今週末で営業終了だそうです。
9時を超えたぐらいでも、既に雪が緩み始めています。
「兎平」も雪が緩んでいます。
「リーゼングラート」
コース右側には昨日降った雪が薄く残っていたので、上まで上がる事に。
風も吹いておらず、ポカポカ陽気で最高の天気。
北アルプスが綺麗に見えます。
頂上まで上がってきた人は、ほとんどこの絶景を撮ったり眺めていました。
登山することも無く、リフトに乗って数十分で標高1800mまで行くことができ、この絶景を簡単に誰でも見ることができる。
普段何気なく利用しているスキー場やリフトですが、改めて考えると凄い事で感謝しなければならないなと何故か感じました。
板を担いでバックカントリーへ向かう人もチラホラ。
上から見て左側の薄っすらパウダー、ストップもかからず気持ちのいい1本でした。
「黒菱」から「スカイライン」へ移動。
自分以外に誰も滑っておらず、リフトが運休したのかと一瞬勘違いするほど人がいませんでした。
雪はかなり緩んでおり、ターンする時に若干引っ掛かる時も。
北アルプスの絶景を30分程見ていると満足してしまい、気温の高い中無理して滑る必要も無いなと感じ、下山する事に。
「リーゼンスラローム」は下に降りるにつれて雪の緩み方が激しくなり、土の露出も増えてきます。
斜面はターン跡でボコボコ、スノボの板で滑るには苦労します。
兎平から下は、シャラシャラでデコボコの斜面がずっと続くので、かなり体力が削られました。
かっ飛ばしていると、ストップ雪で上半身だけが前に吹っ飛ばされるので、スピードをおさえつつ、コブにターンをあてて板をずらし、膝で衝撃を吸収しつつ滑るという、全く楽しめないコンデションでした。
八方ですら気温の上昇が激しいため、冷えて綺麗な圧雪を楽しめるのはホントに朝一のわずかな間だけだと思います。
これからは気温が高くなると毎回このような雪質、斜面で、しかたがないことですが・・・
週末にかけて気温が下がり、雪の予報も出ているので期待したいと思います。