白馬五竜スキー場にて2021シーズンがスタート。連日の雪で先週まで野原だったゲレンデはトップシーズン並みのコンデションに。
先週金曜日・12月11日の白馬五竜スキー場
大型の寒波予報にも、どうせそんなに降らずに終わるんだろうぐらいに期待せずにいたのですが、今回は空振り無しの恵みの雪となりました。
昨シーズンのシーズンインも白馬五竜でした。
五竜スキー場自体は今週火曜にオープンし、本日から下山コース、エキスパートコースがオープンとなり、滑走エリアが増えました。
8時過ぎに駐車場に到着、ゴンドラ乗場に行くと数十人が並んでいます。
8:30定刻通りにゴンドラがオープンしましたが、列の進み具合が悪く、時間がかかっています。
コロナ対策として、一人用のシングルレーンが廃止となり、一人で滑りに来ている人は原則一人でゴンドラに乗っている様で、そのせいもありかなり乗車まで時間がかかりました。
ようやくゴンドラに乗り、お目当てのエキスパートコースを見ると、ゴンドラに並んでいた先頭集団が続々と滑りこんでいました・・・
今シーズンは外国人が入国できない為、パウダー競争率は低くなると予想していましたが、ゴンドラの進み具合が遅すぎて、前の方に並ばないとノートラックを滑る事は難しいという事に気付きました。
今までであれば、中盤ぐらいに並んでいても一気に上まで上がれるので、それ程時差の影響は受けませんでしたが、今シーズンは中盤位に並んでいると、先頭集団が滑り終えて並び始めるというぐらいに時差が大きくなってしまう様です。
残念がっているうちに山頂に到着、板を履いてエキスパートコースを目指します。
ダイナミックコースの圧雪は左の方だけで、大部分はパウダーが残してあり、今シーズン初パウダーは膝上50cmオーバー!
初日のしかも1本目からパウダーが滑れるという幸せをかみしめながら、新雪が残っているラインを見極めつつエキスパートコースへ。
このエキスパートコースは斜度がきつく、コブコブの斜面、新雪が積もった日以外は全く滑らないコースなのですが、パウダーが積もると最高のゲレンデに変化します。
一部コース幅が狭くなっている所もありますが、斜度がきついのでスピードを出してパウダーを滑ることができ、ターンの度に大きなスプレーがあがります。
パウダーが積もった500mの長さを一気に滑り終える事ができる為、浮遊感、爽快感を感じることができる素晴らしいコース。
その為、新雪が積もると一気に競争率が高くなり、2本目はほぼパウダーが残っていない為、まともに楽しめるのは最初の1本というコースでもあります。
残っているパウダーを楽しみつつエキスパートコースを滑り終え、再度ゴンドラ乗場へ。
やはり2本目でも列の進みは遅く、休日に滑る方はゴンドラで回すには厳しいかも?
ゴンドラを降り、更にリフトを乗り継ぎグランプリコースへ。
こちらもゲレンデ左右は非圧雪でパウダーを残してくれている様です。
8か月ぶりのスノボ、シーズン初日ということもあり、いつも使っていない足の裏の筋肉が痛み出し、新雪で荒れたデコボコの斜面で踏ん張りが効かなくなり、数本滑ってギブアップ・・・
まだまだゲレンデ端の方にはパウダーが残っていますが、足の踏ん張りが効かなくなり滑っていても、こけずにコースを滑り終えることが目的となりだしたら終了の合図として下山するようにしています。
シーズンイン初日から50cmのパウダーに巡り合えるという、最高の一日。
この積雪があれば年末年始までは寒波が来なくても大丈夫そうですが、今シーズンは定期的に寒波が来て、昨年の分まで雪が降るシーズンとなる事を願っています。