白馬村のスキー場で5施設目、コロナ感染が明らかになった岩岳スノーフィールド。本日よりコース、リフト、施設を制限しながらの縮小営業となりました。
ゴンドラ・リフト
- ゴンドラ
- 5線
- 沢リフト
レストラン・売店
- スカイアーク
- THE CITY BAKERY
元々クローズしていたノースに加え、山の裏側、VIEW全コース、イーストゲレンデがしばらくの間クローズとなりました。
VIEWコースは、新雪が降った時パウダーが楽しめるコースなので、まとまった雪が降る予定が無い今はそれ程影響はないと個人的には感じています。
施設もゴンドラに併設されたインフォメーション、売店は特に利用する機会も無かったのでこちらも影響は限定的だと思います。
山頂にあるメイン施設のスカイアークはメニュー数は限られるものの利用可能、マウンテンハーバーにある THE CITY BAKERYも営業予定なので、飲食するにも問題はないと思います。
少し霞んでいるせいかくすんだ青空でしたが、今日も北アルプスを綺麗に見ることができました。
朝の気温が-4℃ぐらいで冷え込みが弱く、圧雪をかけたゲレンデは固くエッジが抜けやすい状態。
あまり気持ちよく滑れませんでしたが、山を降りるぐらいには入れ違いでお客さんが増えてきました。
日頃滑っていて、スキー場側のコロナ対策として気になる点が2つありました。
ゴンドラから降りる時、スタッフはアルコール?除菌用スプレーを手していたので、ゴンドラを清掃するものだと思い横目で見ていると、「シュッ」とワンプッシュすると、そのまま離れていきました。
しかも、ゴンドラの座席や手すりに吹きかけるのではなく、ゴンドラの空間に対してワンプッシュしただけ。
その後ふき取る事もせず、除菌しているというより、形だけの除菌、ポーズとしか感じられない対応でした。
実は、数日前から気になって毎回見ていました。
人は入れ替わっていますが、誰もスプレーの後ふき取りをしていなかったので、同じ対応をしているものだと思います。
しかしながら、今朝はコロナ感染者が出た直後。
スタッフにも会社から指示が出ているだろうと思い何気なく見ていましたが、いつものままだったので、大変残念でした。
スタッフはアルバイトかもしれないので、危機感が無くてもまだしょうがないとは感じますが、それを指導する社員が適切な指示を出していないのか、スタッフの対応に気付いていないのかよくわかりませんが、コロナ防止対策としては不完全だと感じました。
また、シーズン券購入特典として、インフォメーションでチケット提示するとコーヒーが貰えるのですが、スタッフは素手でカップを掴み、直接手で渡されます。(今日からはコーヒーサービスが中止となっています)
今回コロナ感染者が出た部署というのが、そのチケット・インフォメーションのスタッフ。
もし、カップを渡していた人が陽性者だった場合、お客さんに感染していてもおかしくはないと思います。
この2点を見てもスキー場側のコロナ対策としては不十分で、コロナ対策の意識の低さを感じてしまいます。
ホームゲレンデにしているお気に入りのスキー場なだけに、これ以上感染が広がらない事を願っていますが、スキー場側の対応もより一層しっかりと行ってほしいと思います。