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一人旅・スノボ・起業ブログ

40歳で脱サラし長野へ移住、仕事、一人旅、スノーボード

ガイドツアーに参加、八方バックカントリーに挑戦!滑走ルートを画像で紹介

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

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3月に入り気候が安定し、雪崩のリスクも少なくなってきたので、前から興味のあったバックカントリーツアーに参加しました。

 

ガイドツアーの詳細やハイクルート、参加した感想について紹介します。

 

 

バックカントリー

 

 バックカントリーとは、スキー場など管理された区域外のエリアで滑る事を意味します。昔は「山スキー」と呼ばれていましたが今はバックカントリーと呼ばれる事が多いと思います。

 

ツアー会社

 

カラースポーツ

COLOR SPORT CLUB|バックカントリーガイドのパイオニア

 

白馬村にはたくさんのガイドツアーの会社がありますが、知人がカラースポーツのガイドツアーに参加し、良かったと話していたことを思い出し、今回はこちらのツアーに決めました。

 

料金

 

  • ガイドツアー料金 ¥11,000
  • レンタルセット  ¥3,300
  • 保険       ¥550
  • 八方尾根スキー場リフト券 ¥1,700

 

計 ¥16,550

 

カラースポーツは、ガイドツアーがレベルに応じて6段階設定されています。

 

緑→青→黄→赤→黒→紫 右に進むほどレベルが上がります。

 

今回は、黄のガイドツアーに申し込みました。

 

受付

 

7:45分にカラースポーツに集合、支払い、ビーコンなどのレンタル品を受け取り、ミーティングがスタート。

 

ガイドと参加者の自己紹介、ツアーの注意事項、本日の滑走エリアについての説明を受けます。

 

予約段階では、八方尾根スキー場からハイクし、山を下まで滑り終えるという話だったので黄のコースを申し込んだのですが、本日のルートは、途中から八方尾根スキー場に戻りスキー場を滑って下まで行く事に変更されました。

 

天気、気温、雪質等を総合的に考えての判断なのかもしれませんが、こちらに確認も無く一方的にコース変更された事は少し納得がいきませんでしたが・・・(なるべく長く山を滑り、コースを覚えたかったので)

 

予約の段階で、青のコースは八方尾根スキー場に戻ると聞いていたので、それならば青のコースに参加する事になるので、差額分を返金するのが筋だとも思いましたが、それに関しては何の説明もありませんでした・・・

 

 

カラースポーツの車で八方尾根スキー場まで移動します。

 

 

ビーコン講習

 

八方尾根スキー場に到着後、バックカントリーの三種の神器と呼ばれているビーコン、プローブ、シャベルの使い方についての講習を受けます。

 

 

ビーコン

 

  • 自分が雪崩にあった時に探してもらう
  • 雪崩にあった人を探す

 

電波を出す機械を持ち歩き、雪崩にあった時にはその電波を辿り発見してもらう、逆に雪崩に合った人を探すときには、発信されている電波を受信して発見する為の機械です。

 

 

 

プローブ

 

 折り畳み式の棒で、素早く繋げる事ができます。ビーコンで埋没者のおおよその位置を調べ、プローブを雪面に刺しながら、人を探していきます。

 

 

 

ショベル

 

携帯用のショベルで、人を掘り起こすときに使用します。

 

 

 

 プローブ、ショベルに関しては口頭にて簡単な説明を受けます。

あらかじめ雪面に埋めてある雪崩に埋まった人を仮定した電波を発信しているビーコンを、受信モードに切り替えて探していきます。

 

方向と距離がビーコンに表示され、近づくと距離も短くなってくるので、無事発見する事ができました。

 

ビーコンの使い方は情報としては知っていたものの、実際に使ってみると勝手が違い、この講習は非常に価値のある講習だと感じました。

 

 

 講習を終え、リフトを4つ乗り継いでスキー場TOPまで上がります。

 

 

ハイクルート

 

グラートクワッドリフトを乗り終え、八方池山荘からコース外となり、ここから尾根沿いをハイクアップしていきます。

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白馬三山


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いつも見ている岩岳スキー場からより、近くて大きい白馬三山が綺麗に見えました。

 

 

板はザックに付け、スノボのブーツにスノーシューをはき、ポール(ストック)を持ち歩き出します。

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ザック

 

背中に板を付けられるタイプのザックが必要となります。スキー、スノーボードどちらかしか付けられないタイプもあるので注意が必要です。

 

日帰りであれば20Lぐらいで充分だと思います。あまり大きすぎても重くなったり、板を背負った時の安定性にかけるので、サイズ感も重要です。

 

 

 

 スノーシュー

 

スノーシューは昔でいう「かんじき」です。雪面を歩く時に雪に埋もれない様にブーツをはきながら装着します。

 

 

 

 

ポール

 

伸縮タイプのポール(ストック)で、雪が柔らかい時には、スノーバスケットも必要になります。

 

 

 

八方池山荘から唐松岳方面に進んでいき、八方池を少し進んだあたりから滑り出しました。

 

グーグルマップでルートを確認すると、約1.9km、徒歩34分と表示されていますが、実際は雪道をスノーシューで進んでいくので、1時間半以上かかったと思います。 

 

不帰の嶮

いつも遠くから見ていた不帰の嶮も近くで、大きく見ることができました。

 

 

 滑走ルート 

 

 水色の線がハイク(歩いた)したルート、赤色の線が滑走ルートです。

 

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白馬五竜スキー場から見た八方尾根。

 

尾根沿いから矢印の方向に滑ります。

 

地図上では八方池を右手に進み、少し進んだ所から滑りこみます。

 

※追記 4月7日の画像、1カ月でここまで雪解けが進んでいます。

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※追記 4月21

 

 

雪に覆われた八方池

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まずガイドが滑り、安全を確認後、一人ずつ滑ります。

 

一人ずつ滑るのは、万が一雪崩に巻き込まれた時、待機している人が滑っている人を見ている事で見つけやすくする為、雪崩のリスクを減らす為だそうです。

 

五龍岳方面

 

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1本目

 

ドロップイン
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気温が上昇し、アイスバーンも無く、雪質はザラメで滑りやすい状態。

 

スノーシューを付けたザックの重みで、普段のような滑りができず・・・

 

簡単な斜面ですが、バランスが取れず転ぶ人が続出しました。

 

 

上からは隠れていますが、下から見ると大きなクラック、雪崩の後が見えます。

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1本目を滑り終え、更に下に向かって2本目を滑ります。 

 

2本目


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下から見ると、谷のような地形になっていました。

 

新雪が積もっていれば、この谷で気持ち良くスプレーをあげながら滑れそうな面白うそうな斜面です。

 

来年は1・2月の新雪時に再度挑戦したいと思います。

 

 

八方池の標高が2,060mなので、少し登ってだいたい2,100mぐらい?

 

そこから滑り終えて時計で標高を図ると1,800mだったので、1本目・2本目合わせて標高差300mぐらいを滑ったことになります。

 

ここから更に斜面を滑り終えると思っていたのですが、ここからハイクアップして、八方尾根スキー場に戻るとのこと・・・

 

 

まさかこれだけ? これで終わり?

 

ガイドにもう少し滑れないのか聞いてみましたが、ゲレンデに戻るとのこと・・・

 

ここからまた昇り返し、斜度が取れる所から板を履いてトラバースし、八方尾根山荘まで滑ります。

 

ここからは普通に八方尾根スキー場のゲレンデを下まで滑り終え、バックカントリーガイドツアーは終了。

 

感想

 

正直、かなり物足りなかったです。

 

ハイク時間・距離に対し、滑走距離がこれだけでは予約時に聞かされていたものと全く違っており、納得できませんでした。

 

当日は、快晴、風も無く、気候も穏やか。もう少し臨機応変にコースを変えたり、より長く滑れるコースを案内して欲しかったです。

 

他のガイドツアー?グループは同じコースでさらに高度を下げ滑り終えていました。

 

ガイドに聞くと、滑り終えた先からでもゲレンデに戻れるとのこと。だったら滑ろうよとも思いましたが・・・ 

 

今回のツアー、正直ビーコン講習以外は評価する所がなく、約17,000円の料金には全く見合っていないと思いました。

 

安全第一なので、ガイドの決定には従わざるを得ませんが、ゲレンデに戻る理由も納得できるものではなく、もう少し参加者の意向も考慮してほしいと感じました。

 

評価の高かった為、今回カラースポーツを選択しましたが、次は他のガイドツアーに参加してみたいと思います。

 

 

www.7down-8stand.com

  

 

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