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一人旅・スノボ・起業ブログ

40歳で脱サラし長野へ移住、仕事、一人旅、スノーボード

5月6日・立山バックカントリー、扇沢駅~室堂、一ノ越~雷鳥沢方面へドロップ

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

立山


雨の日が続いたゴールデンウイーク、貴重な晴れ間となった5月6日、立山・室堂へバックカントリーに行きました。

 

立山へは富山県側と長野県側の二つのルートがありますが、今回は長野県側から移動する為、大町市から車で20分程にある扇沢駅がスタート地点。バスやロープウェーなどを乗り継いで室堂を目指します。

 

 

 

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扇沢駅は有料・無料の駐車場があります。無料駐車場は徒歩5分ぐらい、有料駐車場は1日¥1,000ですが駅の目の前です。

 

立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド

 

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  • 扇沢駅ー室堂:往復料金 ¥9,470
  • スキー・スノボ袋 ¥300

 

板は裸では乗車できないので、カバーを付けるか売店で売っているビニール袋を購入する必要があります。

 

始発の7:30の便で室堂へ移動します。

 

  • 黒部ダム 電気バス 16分
  • 黒部湖 徒歩 15分
  • 黒部平 ケーブルカー 5分
  • 大観峰 ロープウェー 7分
  • 室堂 トロリーバス 10分

 

短い時間での乗り継ぎが多く、意外に時間がかかり約1時間30分。

 

始発にのっても室堂到着が8:55分となります。

 

黒部ダム

黒部湖

黒部ダム

 

東一ノ越

途中ロープウェーから東一ノ越方面を見ると、右の沢から多数の雪崩の跡、デブリが見えました。

 

数日前に立山はまとまった雪が降りましたが、それが雪崩れているとのこと。

 

 

9時に室堂に到着。GW中の平日ということもあり、それほど人は多くありませんでした。

 

登山客8、バックカントリー2ぐらいの割合?

 

登山届を提出し、スノーシューを付け、ビーコンをONにします。

 

  

滑走ルートは3案あり、

 

  • 一ノ越ー雄山
  • 一ノ越ー東一ノ越方面 途中から登り返し
  • 一ノ越ー雷鳥沢方面

 

とりあえず一ノ越へ向かい、そこで滑走ルートを決める事に。

 

 

雄山の右側尾根あたりが一ノ越ですが、登山者のラインが残っています。

 

9時半ぐらいでは、まだまだ雪が固く、昨日の雨の影響か雪面が波打っています。

 

雪が緩むまでは滑るのに苦労しそうな斜面。

 

 

 

一ノ越からの雄山、雪が薄く、スノーシューでは登れない様子。

 

 

1時間30分かけて一ノ越に到着。

 

 

一ノ越山荘の標高2,705M、G-SHOCKで計測すると誤差が10Mで、安価なG-SHOCKでも意外に精度が高くて驚きました。

 

緩んだ雪に、登山客のアイゼンでの深い足跡も重なり、スノーシューを履いていても一ノ越直前の急斜面の登りがかなりキツイ・・・

 

使用しているスノーシューは、「TUBBS(タブス)・フレックス バーチカル」です。

 

 

 

 

BOAが付いているので、ダイヤルを回して締める事ができるので履きやすく、急斜面や雪が固い場面でもしっかり刃が喰い込み、登りも楽です。

 

同行者は別メーカーのスノーシューを履いていましたが、同じ急斜面で刃が喰い込まず滑っていました。

 

 

標高も2,700Mで酸素が薄い?少し歩いては立ち止まり息を整えながらようやく辿り着いたという感じです。

 

 

遠くに室堂が見えます。

 

 

東一ノ越方面

 

板を履いて準備している人にどこまで行くのか聞いてみると、ここから滑り出し黒部湖まで滑るとのこと。

 

登山届を出す際に、このルートは雪崩が起き、デブリがいくつもあるから今日は止めた方がいいと注意されていたルート。

 

黒部ダムあたりはかなり雪が減って土の露出も多かったので、恐らく上級者の人達だと思います。

 

 

一ノ越山荘手前で行動食をとりながら休憩。山荘では100円でトイレも借りられます。

 

 

雄山ルートで山頂から滑ろうかとも思いましたが、登山道には雪が薄く、岩場が続いており体力的にもしんどいなと感じ、別のルートを探します。

 

東一ノ越方面ルートは雪崩の危険性が高く注意されたルートの為、黒部平まで滑り終えるのは今日は×。

 

途中まで滑り登り返すのはしんどいためパス。

 

結局、雷鳥沢方面へトラバースし、山崎カール下ぐらいから雷鳥沢キャンプ場へ滑るルートに決定。

 

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一ノ越方面からトラバースしてきたライン。

 

 

同行者2人がトラバースの際、斜度を下げながら進んだため高度が下がり、かなり下にの方に。

 

高度を下げると滑走距離が少なくなってしまう為もったいない・・・

 

 

トラバースしながらドロップポイントに到着。ここから右奥にうっすらと細かな点々が見える雷鳥沢キャンプ場まで一気に滑り終えます。

12時を過ぎると北斜面の固い雪もようやく緩みだし、柔らかいザラメに変化し滑りやすいコンデションに。 

 

画面に映る小さな点が先行者です。板はそれなりに走ってブレーキもかかっていない様に見えました。

 

自分の番になり、ドロップイン。滑り出すと、ザックの重さが加わり想像以上に板が走りました。

 

ウェーブのような大きな谷が2、3個ありその壁を登りながらザラメ雪を楽しみます。

 

スピードを失わない様に高度を下げながら、雷鳥沢キャンプ場手前まで一気に滑り終える事が出来ました。

 

滑走距離は地図で確認すると、1,500m以上はあると思います。

 

起伏に富んだ天然の地形をノンストップで長距離滑ることができ、ゲレンデでは味わえない開放感が感じられ、最高の気分でした。

 

この1本を滑る為に長い時間歩き続け、辛い思いをしてきましたが、報われた瞬間でした。

 


雷鳥沢キャンプ場に到着。

 

テントの周りを雪の壁で覆って夜に備えている人がたくさんいました。

 

 

バックカントリーをして、テントで一晩過ごし、翌朝さらに山を滑る。

 

来年は是非ともテント泊に挑戦してみたいと思います。

 

 

雷鳥沢。

 

夕方になってもまだハイクしている人や、沢を滑っている人が何人もいました。

 

10年前バックカントリーに来た時はこの沢を滑りました。

 

起伏に富んだ地形で、天然のハーフパイプのような谷が連なり壁に当て込んでも楽しい斜面です。次回はここを滑りたいと思います。

 

 

雷鳥沢キャンプ場から室堂に向けては登り返しとなる為、再度スノーシューを付けてハイクします。

 

雪が緩んでザクザクの状態での急斜面の登り返しがかなりキツイ・・・

 

結局キャンプ場から1時間以上かかりましたが、なんとか室堂に到着。

 

 

ここから1時間半かけて、また来た時と同じルートで扇沢駅に帰ります。

 

長時間ハイクして滑り終わった後の帰りの乗り継ぎはかなりしんどいものがありました。

 

特に黒部ダムを歩いて通過する際、距離が700m程あり、さらに階段を上らなければならない為、体力が削られていきます。

 

バックカントリーでは、扇沢駅ルートの場合帰りの体力も考慮する必要があると実感。

 

次は日帰りではなく、泊まりで来ようと思います。

 

 

10年ぶりの立山バックカントリー、10年前に比べると歩くだけでも疲れが酷く体力の衰えを実感。

 

その分難しいラインでも重いザックを背負いながらも安定して滑る事ができたので、滑走技術の方は少し上がっているとも感じました。

  

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今シーズンは八方・立山と2度のバックカントリーに行く事ができました。

 

来シーズンは本格的にバックカントリーに取り組んでいきたいと思います。

 

 

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