長野県、八方尾根スキー場の早割シーズン券が10月1日から発売開始となります。
2022シーズンは、昨シーズンより大きく変化があり、13~39歳は35,000円、小学生無料と新しいカテゴリーが新設されました。
一方、大人平日券、シニア券、スプリング券の早割料金が廃止となり、大人料金(40歳以上)が割高になるなど、メリハリの利いた料金設定となりました。
八方尾根スキー場
2021-22 白馬八方尾根スキー場「早割シーズン券」販売のお知らせ | 白馬八方尾根スキー場
早割シーズン券
10月1日~11月10日
大人(13-39歳) ¥35,000
大人(40歳以上) ¥63,000
こども(小学生) ¥0
通常料金
11月11日~
大人 ¥75,000
シニア ¥72,000
こども(小学生) ¥28,000
スプリング ¥33,000
シーズン券購入特典
- オフィシャルレストラン 食事代5%OFF
- 八方尾根温泉日帰り温泉 100円OFF
- ベイルリゾートリフト券50%OFF
昨シーズンの早割シーズン券の料金がこちらです ↓
大人 ¥59,800 11月1日~ ¥71,000
大人平日 ¥46,800 11月1日~ ¥53,000
シニア ¥56,800 11月1日~ ¥68,000
こども ¥28,800 11月1日~ ¥35,000
スプリング ¥33,000
昨シーズンと比べて、新たに新設された大人(13-39歳)は24,800円安くなり、大人(40歳以上)は逆に 6,200円高くなっています。
シニアは早割対象外となり15,200円割高、小学生以下の子供は無料になりました。
元スキー場社員の立場からこの料金設定を見ると、より若者を意識した値段設定と言えると思います。
30代のファミリー層を獲得する為、子供は無料にし若い夫婦世代を意識したのではないかと感じられます。
スキー場にとっては極端な事を言えば金を落とす人が客であり、金を使わない人は客ではありません。
シーズン券で毎日来るローカルは、昼飯を食べることも無く、朝一滑って帰っていきます。
シーズン券以外何も金を使わない(自分もそうなので・・・)、スキー場からするとありがたいお客さんではありません。
その一方、家族連れ、ファミリーは来場人数が多く、レストランを利用し、温泉に入り、お土産を買って帰っていく等、様々な所でお金を落としてくれます。
お客さんが多く、賑わいのあるスキー場は、ファミリー層が多いことが特徴です。若者だけが多いスキー場は賑わっている様に見えて客単価も低く経営的に厳しい所も多い様です。
八方尾根のシーズン券料金変更から、高齢者スキーヤーから若者へターゲットをシフトしてきたのかなと感じました。