鹿島槍スキー場追加情報、2023シーズンのコースマップがUPされました。
前回時点では、第5ペアリフトが営業見合わせと案内されていましたが、コースマップを見るとやはり2023シーズンの運休は確定の様です。
2022シーズンから稼働リフトの削減、パークの廃止、ポケモンスノーアドベンチャーの導入と大きく変化してきた鹿島槍。
その前の2021シーズン(通常だった頃)とコースを比べてみました。
白馬さのさかスキー場、最新記事はこちら ↓
2023シーズン コースマップ
2021シーズン コースマップ
2年前と比べると、どれだけコースが小さくなったかがより解ると思います。
この規模まで縮小してしまうと、地方にある名前もよく知らないローカルスキー場レベル・・・
大きな変更点を見ると、
- 2022:コース上/10ペアリフト 運休
- 2023:コース左/5ペアリフト 運休
この二つのリフトが運休となり、滑走エリアが大幅に縮小されました。
特に今シーズンから運休となる5Pリフトですが、これが動かないと⑤A・B・C コースが全て滑れなくなります。
斜度があり、比較的長い距離、雪が降ればパウダーも楽しめる鹿島槍ではこのコースしか滑っていないというぐらいのコースなだけに、このエリアのクローズは致命的です。
鹿島槍スキー場 ⑤コースレポートはこちら ↓
人生2度目のスノーナビ掲載となったのも、鹿島槍スキー場の⑤コース。
思い入れのあるコースなだけにクローズしてしまうのは非常に残念です。
元スキー場職員の立場から考えると、⑤コースを廃止することでかなりの労力と経費が削減できると思いますが、⑥コースも廃止したいというのが本音ではないかと感じます。
正面ゲレンデがメイン、この規模の営業でクワッドリフト2基、ペアリフト2基の稼働は多すぎるはず。
下山コースの⑥コースを廃止できないのは、中綱エリアの民宿業者への配慮(圧力?)からだと感じます。
それにより中途半端な経費削減効果しか得られず、かつエリア縮小による集客力の低下でますます客離れに拍車がかかるのではないかと思います。
ファミリー層の獲得に方針変更、がっつり滑る層は捨て、売上が減った分は削減した経費(ランニングコスト)でカバー、客単価の高い家族連れで利益の確保・・・
2022シーズンからの方針転換がより進んだ2023シーズン、ファミリー層の反応が気になります。