松本、安曇野方面から白馬村へ向かう時に通る国道148号線。白馬村の手前、大町市の148号線と信濃大町駅から続く31号線とが合流する「南借馬」交差点では冬の晴れた朝に交通事故が多発します。
元旦の2025年1月1日朝7時、白馬村のスキー場へ行く途中でこの交差点を通りましたが、おそらく今年1発目となるであろう事故が起きていました。
今回は、この危険な交差点についてご紹介します。
まず、交差点の地図がこちらです。
スキーシーズンのこの時期、特に早朝にかけて白馬村へ行く車が148号線から列をなします。
年末年始や週末には、木崎湖あたりから渋滞が発生することも多々あり、白馬村まで1時間半かかってしまうぐらいの交通量となります。
その為、先を急ぐ車が信号が黄色から赤に変わっても、スピードを落とさずほぼ直角に曲がる交差点に突っ込んでくる車をよく見かけます。
放射冷却で冷えた大町市では-10℃以上の氷点下となる事も多く、交差点へ繋がる国道も凍結しアイスバーンになる日も多い状況。
スピードを落とさず交差点へ突っ込めば、そのまま曲がり切れずに反対車線にある民家の敷地に突っ込んでみ、事故が多発する危険な交差点です。
現に昨日の朝も放射冷却となり、朝7時で-6℃、道路は凍結していました。
国道31号線を白馬方面へ移動中、交差点へさしかかる為減速していると、奥に見えたのが雪の壁に突っ込んで動かなくなっている車が見えました。
画像左側が148号線で、白馬方面へ進む場合には交差点を左折します。
カーブは90度近い角度となる為、かなり凍結時、アイスバーン時にはかなり減速して曲がらなければなりませんが、失敗するとこのような状況になってしまいます。
昨年は2週連続でこの交差点で事故を起こした場面に遭遇しましたし、毎年何軒かはこの交差点で事故が発生しています。
この危険な交差点を迂回する場合、山側の国道306号線を通り、木崎湖手前にあるローソンの交差点から白馬へ向かう方法もあります。
いずれにしても、放射冷却で冷えた大町市はアイスバーンになっていることが多く、148号線も日影の場所は昼頃になっても凍結したままということもよくあります。
スキー、スノーボードへ行く途中に事故を起こす事が起きないよう、アイスバーンの道、特に「南借馬」交差点では必ずスピードを落としてカーブを曲がり、安全運転で白馬村へ行きましょう。