1月10日、白馬岩岳スノーフィールド滑走レポート。雪の影響で少し遅れ、ゴンドラ乗り場には8時5分に到着すると、行列は無し。そのまま一人で乗り込みます。
ゴンドラに乗ると風が強く、結構揺れました。新ゴンドラは以前のゴンドラよりも高い位置に建てられているので、風の影響を受けやすいかもしれません。
沢リフトを見るとまだ動いていないので、下まで1本滑り降ります。
非圧雪エリアのホワイトリボンへ進むと、底付きはするものの20㎝程のパウダーが。昨日と比べると新雪は少ないですが、それでも心地よい浮遊感を楽しめました。
再度ゴンドラに乗り込み、沢リフトが動き出すまで5線サウスリフトで回すことに。
今日はクローズしているリフト線下ですが、あいかわらずガンガン人がなだれ込んでいきます。
行きたい気持ちを抑えつつ、非圧雪のパウダーを楽しんでいると沢リフトがオープン。
サニーバレーから沢方面へ壁を滑り降りると、そこには30㎝程が積もっています。
昨日の滑った跡を覆い尽くすほどの降雪はありませんでしたが、底付きしない軽めのパウダー。
今日はガスが無く視界が開けているので、非圧雪エリアの起伏もしっかり確認できたので、スピードを出せ、気持ちよく滑る事ができました。
次は日影コースへ行こうか迷いましたが、まだまだパウダーが残っているので、こちらを楽しむ事に。
日影へ進むと途中からハイクしなければならないので、その間にどんどんパウダーが喰われてしまうので、コース選びも重要です。
オープン前のソネザワ・ダンガンコース。
コースオープン30分後にはこのような状態に。
岩岳はコースのオープンに時差があるので、ここのパウダーを喰い終わると次にオープンするView方面の入口で待機する人も多いです。
ソネザワへは進まず、直進しダンガンへ。
コースオープン時に少し遅れてしまいましたが、残っている面ツルエリアに飛びパウダーを堪能。
その後View方面がオープンしそちらへ移動。
本日もA・Bはクローズのままですが、クローズコースにはたくさんの人が流れ込み、おかまいなしに滑っていきます。
ViewC
ViewB
ViewA
元スキー場職員としての自覚もあり、クローズコースに入るのはうしろめたい気持ちが強いので我慢していますが、岩岳の運営方針にも疑問が残ります。
パトロールはクローズコースで滑っている人に対し、「入るな」と声掛けをしていますが、現状意味がありません。
インバウンドは自己責任だと思っているのかわかりませんが、無視してコースへ入るので、声掛け程度でやめるはずも無く。
クラックが入り、本当に危険な状態であるならば、コースの入口と出口にパトロールを配備し、違反者にはリフト券にチェックを入れ、2回目のチェックで没収すればいいだけの話。
依然勤務していたスキー場ではこういった措置を取っていたこともあり、クローズコースや立ち入り禁止エリアで滑る違反者はかなり少なく抑える事ができました。
その頃はインバウンドもいなかったので今とは環境も違いますが、それぐらいの強い措置をとるか、いつまでもクローズしておらず開放すべきか、どちらかにすべきだと思います。
正直者が馬鹿を見る現状には納得いきません。
岩岳の偉い人、しっかりとした対応をお願いいたします。