今回5年ぶりに訪れたバンコク、3週間の滞在で時間を割いたのが市場に足を運ぶことでした。
将来的にタイから物を仕入れて日本で販売しようと考えているので、現地で何が買えて、いくらで仕入れることができるのか?
肌感覚で感じる為にいくつかの大きな市場・マーケットを見て回りました。
今回は、実際に足を運んだ市場についてご紹介します。
チャトゥチャック市場
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最寄り駅
- BTS:Mo Chit・Saphan Khwai
- MRT:Chatuchak Park・Kamphaeng Phet
BTSであれば、Mo Chit、Saphan Khwaiのどの駅からも歩いて5分ぐらいで行けました。
MRTは、Kamphaeng Phetが近いですが、Chatuchak Parkからでも徒歩圏内です。
バンコクで一番大きな市場、ウィークエンドマーケットとも呼ばれており主に土日の週末に営業しています。
それ以外の曜日でも営業はしているみたいですが、店が全て営業するのは週末のみ。
土・日と2日間行きましたが、駅からは市場に向かう人の流れが続いているので迷うことはないと思います。
チャトゥチャック市場は店舗数は15,000、週末には20万人が訪れるという巨大市場です。
主な製品としては、ファッション、衣類、革製品、靴、雑貨、陶器、家具、芸術作品、ペット、植物、食品、木製品、工芸品、宝飾品・・・
何でも売っているという感じです。
商品別にエリア分けされているので、地図を見ながら希望の商品エリアに向かいます。
通りには番号が書かれているのですが、地図を見ても自分がどこにいて、どの方向に向かって歩いているのかがわからなくなるぐらい巨大です。
同じ通りを戻ってきたり、出口に進んでいると思えば逆方向だったりと、迷路のようでした。
また、市場の中は基本エアコンもない屋外のため気温が高くかなりの暑さです。
そんな時は、近くにある「JJモール」、「Mixt Chatuchak」が便利です。
エアコンで涼しい店内で休憩、フードコートもあり、無料のトイレも利用できます。
(市場内のトイレは5バーツ・有料)
市場の中にはフードコートのような屋台が並んでいる通りがあります。
屋台の裏にはイートインスペースがあるので、そこで食事・休憩をとることもできます。
チャトゥチャック市場は無料で入ることができるので、見て回って屋台で食事をするだけでも十分楽しめると思います。
(屋台のケバブが美味しかったです)
今回は、市場の調査に来ているので、できるだけ多くの店を回りました。
ここに来る前に他の市場も訪問していたのですが、似たような商品は同じような価格帯でそれ程値段に開きはありませんでした。
例えば、タイのお土産で購入する機会も多いゾウや仏像などの置物系。
ショッピングモール、市場どこでも似たような仏像が売られていますが、大きさによりますが小さいもので100バーツ程度。
タイパンツも至る所で売られていますが、100バーツ。
ココナッツの皮で作った容器 100バーツ。
これらどこのモールや市場でも売られており、よく見ると同じ商品だと思います。
という事はどこかから仕入れて店で販売しているだけで、製造元は同じところにあるのではと感じました。
その為か価格も100バーツ前後が多く、値段交渉しても断られることが多かったです。
100バーツ、2023年6月では400円ですが、数年前は300円でした。
日本人にとっては円安によって、タイの物価がかなり高く感じると思います。
300円が400円に100円値上がりしたという認識で、仕入れを行いました。
今回様々な値段の安い商品を仕入れてメルカリやヤフオクに出品する予定です。
まずは出品し、値段を上げ下げし評価の増減を見て、この商品ならこの金額で売れるとあたりを付けます。
売れた商品の中で採算に見合うものをリスト化し、次は数量を増やして仕入れて販売。
という感じで考えており、今回はその為の実験的な仕入れとなります。
が、思っていた以上に商品の値段が高い・・・
もっと安く買えると思っていたのですが、値段の最低ラインが100バーツから。
それ以下で買える商品となると雑貨か古着ぐらいしかありませんでした。
古着エリアに行くと、ハンガーにかけてラックに並んでいる店、無造作に置いてあり古着を自分であさる店、様々です。
古着にも興味があるので見て回ったのですが、暑さでやられて細かく服をあさってまで見る体力・気力がなくなり仕入れをするのは見送りました。
藍染めのTシャツ、タイパンツ、ワンピースなどを売るショップもたくさんあり人気があるようでした。
チャトゥチャック市場はどにかく広くて大きい。
丸二日間滞在しましたがそれでも全てを周りきれませんでした。
ワニ革の財布も仕入れたかったのですが、そのエリアを見つけることすらできず・・・
何かしら買いたいものが決まっている場合は、下調べをして目的のエリアに直行した方がいいと思います。
サンペーン市場
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最寄り駅
- MRT:Wat Mangkon
チャイナタウンから徒歩圏内にある、規模の大きな市場です。
1kmに渡り店が並んでおり、観光客も多かったです。
主な商品は、衣類、布、雑貨、日用品、スマホケース類、アクセサリー、部品等
問屋が小売りも兼ねている店舗も多く、細々としたアクセサリーの部品なども販売しています。
100均で売られているようなチープな商品が多く、それが100バーツ・400円程で売られています。
現地のタイ人が利用する機会が多く、観光客にはバラマキお土産を探す、見て楽しむ程度かなという印象です。
チャトゥチャック市場に行く予定がある人は、そこでも同じような商品が買えるので、ここに来る必要はないと思います。
プラトゥーナム市場
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最寄り駅
- BTS:Chit Lom
プラトゥーナム市場の前にはプラチナムファッションモールもあり、女性用の洋服をメインとしてたくさんの店が出店しています。
衣類は仕入対象ではないので、市場調査の一環として行ってきました。
プラトゥーナム市場はチャトゥチャック市場、サンペーン市場と比べると規模は小さいですが、「服」がメインの市場なので、服を探している人は効率よく探すことができると思います。
アクセサリー、小物、サンダルなど、女性物が多いですが、男性用のTシャツを扱う店もたくさんありました。
男性用Tシャツだと、100~150バーツ/400~600円。
ブランドの偽物Tシャツ、パロディTシャツ、バンドTシャツなど種類も豊富ですが、チャトゥチャック市場でも同じようなデザインで売られていました。
この市場ではタイ人のバイヤーが購入した商品を大きな袋に入れて何袋も担いでいる様子を見かけます。
明らかに問屋らしい店もたくさんあり、大量注文にも対応している様子でした。
この市場も屋外にあるので日中はかなり暑いですが、プラチナムファッションモールはエアコンで涼しく、6Fにはフードコートもあるので疲れたらモールで休むのもオススメです。
The Iconic Hotel Ari (宿泊ホテル)
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チャトゥチャック市場を見て回るために、2泊宿泊しました。
1泊/4,168円と安く、新築のホテル、部屋も綺麗で快適でした。
市場までは距離がありますが、ホテルから無料のトゥクトゥク送迎サービスがあるので、Saphan Khwai駅まで無料で行けます。
駅からは歩いて10分ほどで市場まで行けました。
ホテルの周辺には飲食店、コンビニもないので多少不便ではありますが、その場合にも無料のトゥクトゥクを利用することができます。
トゥクトゥクは予約制で1時間に1便だったと思うのですが、1㎞程度歩けば飲食店が並んだエリアまで行くことができます。
駅からは離れていますが、新築で綺麗な部屋で快適に過ごすことができました。
スタッフの愛想もよく、コスパのいいホテルでオススメです。
まとめ
3週間のバンコク滞在で、今回の市場の他にもいくつか足を運びました。
いくつも市場を見ましたが、どれも同じような商品が並んでいました。もちろんチャトゥチャック市場にも似たような商品があるので、結論としてはチャトゥチャック市場だけ行けばいいのかなと感じました。
もちろん何を買うかで違ってくるので一概には言えませんが、今回自分が仕入れようとした商品に関して言えば、チャトゥチャック市場だけで十分だったということです。
値段に関してもそれぞれの市場間であまり差はなかった様に感じました。
古着に関してはあまり売っている店はなかったので、あれ程の規模で店が並んでいるのはチャトゥチャック市場しかないと思います。
女性用の衣類に関してはプラトゥーナム市場の方がいいかもしれませんが、それ以外だとチャトゥチャック市場一択、お土産、仕入れ品もここで揃えられるのではないでしょうか。