2023年5月下旬~6月中旬の3週間、5年ぶりにタイ・バンコクへ一人旅に行ってきました。
最後に訪れたのが2018年の8月のお盆休み。
その年の冬あたりからコロナが本格化し、2023年の5月、5類移行に伴う制限解除となったおかげで、今までと全く同じように出国・帰国することができました。
5年ぶりの海外旅行、3週間3つ星以上のホテルに滞在し、いくら必要になるのか?
お金の部分も併せて紹介します。
バンコク・3週間滞在 総額
まずは、お金の面からご紹介したいと思います。
3週間の滞在でかかった費用は325,000円。
- 航空券(タイ国際航空)¥87,020
- ホテル(20泊) ¥110,687
- 空港への移動・食事代(往復) ¥18,953
- 現地滞在費(21日分) ¥108,344
合計 ¥325,004
今回は正規の航空券(タイ国際航空)で行きましたがLCCを利用すれば、4万円台で行けます。
また、ホテルも3つ星以上のグレードで5,000~6,000円台に宿泊したので、ドミトリーなどを使えば2,000円台でも宿泊することは可能です。
3週間滞在するとしても、これよりもずっと費用は抑えることも可能です。
内訳
現地滞在費の内訳としては、
- 交通費(鉄道・タクシー)¥6,384
- 食事代 21日分 ¥27,516 1日/¥1,310
- 飲み代 20日分 ¥44,176 1日/¥2,209
- マッサージ ¥5,040
- コンビニ 21日分 ¥7,924 1日/¥396
- 観光 マハナコンタワー ¥3,600
- スマホバッテリー交換 ¥3,700
- チップ・その他 ¥10,004
現地滞在費計 ¥108,344
- 宿泊費 5,000円
- 滞在費 5,000円
- 1日/10,000円
宿泊費+滞在費併せて1日1万円として旅の予算を立てたのですが、概ね予算通りの金額となりました。
BARをはしごして使いすぎた翌日はビールの数を減らして調整はしましたが、1日1万円以内に抑えるという縛りを意識して行動しました。
出発前にタイの物価を考えて5,000円あればそこそこ楽しめるだろうと考えていましたが、タイは26年ぶりの円安バーツ高の状況となっており、割安感は全く感じられませんでした・・・。
両替・レート
2023年6月16日現在、バーツのレートは、4.07。
1万円札でバーツに両替をした場合、2457バーツとなります。
(実際の両替は手数料が加わるのでもっと少なくなります)
5年前、2018年のレートは、3.41。
1万円:2,932バーツとなり、475バーツ/1,620円多く両替することができました。
2016年、7年前にいたっては、3.08。
1万円:3246バーツ、789バーツ/2430円となり、かなり物価が安いと感じることができました。
BARで150バーツの生ビールを注文すると、
- 2023年 150バーツ/600円
- 2016年 150バーツ/450円
1杯450円で飲めていたビールが今は600円。
日本で飲むのと金額的に変わりはありません。
目安料金
バンコクではワインやウィスキーがとても高価です。
日本で1,000円程度のウィスキーが4,000円、ワインも2,000円ぐらいするので店で1杯頼むと、200バーツ/800円ほどかかります。
1日5,000円使えるといってもバーツに換算すると1,250バーツ。
BARで生ビール(150バーツ)を3杯、パッタイ(150バーツ)頼んだだけで計600バーツとなり、使える金額の半分となってしまいます・・・。
なるべく出費を抑えるために、地元の人がたくさん利用するローカル食堂で食事をとるようにしました。
- ガパオ・カオマンガイ 50~70バーツ(200円~280円)
- トムヤムクン 150バーツ(600円)
- グリーンカレー 120バーツ(480円)
- チャーハン 70バーツ(280円)
トムヤムクンはどこの店も150バーツくらいしましたが、それ以外は格安です。
地元民が利用する食堂なのでリアルなタイ料理を味わうことができ、味も美味い。
デメリットとしてはトイレに紙がなく水桶があるだけ(手で流す方式)なので、流石にそこではトイレを使えないですが、それぐらいしかありません。
今後、安くて美味いローカル食堂などもまとめてご紹介していきたいと思いますが、ローカル食堂は都心部では少ないのでそういった場合は少し食事代が上がってしまいました。
セブンイレブンがそこら中にあるので、小腹が減った時、ビールを買うために毎日利用しました。
- パン 22バーツ(88円)
- ビール500ml 53バーツ(212円)
- チューハイ350ml 39バーツ(156円)
- コーラ 19バーツ(76円)
- ミネラルウォーター 12バーツ(48)
セブンイレブンは日本の価格と比べると比較的値段が安い物が多いという印象です。
BARでは平日の19時までハッピーアワーを実施している店が多く、その時間帯は通常の1割ほど値段が安くなります。
- 生ビール 100~150バーツ(400~600円)
- 瓶ビール 90~130バーツ(360~520円)
- ワイン 120~150バーツ(480~600円)
- ピザ 300バーツ(1,200円)
- パッタイ 150バーツ(600円)
瓶ビールは生ビールより安いですが、それでも大瓶となると120バーツ(480円)ぐらいとなるので日本より少し安いくらい。
BARの料理は単価が高めなので、ほぼ注文はせず。
食堂で食事をとり、BARでは酒を飲むようにして出費を抑えました。
タイではタイ古式マッサージが有名ですが、街中の至る所にマッサージ屋があります。
カオサン通りでは、夜12時ぐらいでもマッサージ屋の客引きがすごく、店舗の数もかなりありました。
都心部は値段が若干高いですが、それ以外の場所ではリーズナブルに受けることができます。
- フットマッサージ 30分150バーツ)600円)
- タイ古式マッサージ 1時間250バーツ(1,000円)
疲れた時はもちろんですが、街中を歩いて涼みにカフェに入るようにマッサージ屋を利用していました。
30分~1時間の施術時間があるので、クーラーのある店舗を探し、マッサージを受けながら体も冷ますことができるのでオススメです。
マッサージ屋はたくさんありますが、その分当たり外れもあります。
下手なマッサージ師にあたると痛いだけで気持ち良くもなく、次の日はたいてい揉み返しで更に痛くなります。
また、フットマッサージを受けると、オイルを足に塗られますが、最後にタオルで拭きとっても全ては拭き取れずベタベタが残ります。
ハーフパンツを穿いていてもパンツの端はオイルが付きますし、ベトベトした状態のままになるので、帰国する直前は受けない方がいいと思います。
(空港のラウンジでシャワーの利用はできますが・・・)
まとめ
全体的に数年前から徐々に値上げしている店がほとんどで、それに加えて円安バーツ高。
ローカル食堂・コンビニ以外ではタイに来ても物価が安いと感じることはほぼありませんでした。
今回は3週間・21日の滞在で32万かかりましたが、費用を抑えようとすればまだまだ削れる部分はありますので、滞在する目的や期間で調整はいくらでもできると思います。
5月前までは帰国前にPCRを受け、証明書の提出が必要だったとは考えられないぐらい、出入国も以前と同様の状態で、飛行機が着陸して30分ほどでロビーに出られました。
タイに限ってはコロナの影響はほとんどないと感じました。
割安感は感じることはできませんが、それ以外ではタイの魅力を十分に感じることはできたので、今後もご紹介していきたいと思います。