Hakuba Valleyでオープンしていた3つのスキー場、ゴールデンウイーク5月7日(日)までの営業予定でしたが、2023シーズンは5月5日(金)で全てのスキー場が営業を終了しました。
雪不足の今シーズン、GWまでは持たないと話していたスタッフが多い中で、よくここまで持ちこたえたなというのが個人的な印象です。
スキー場でテナント出店していたため、データ収集の一環として毎日天気を記録していました。
今シーズンの天気を集計したものがこちらです。
※あくまでも個人の判断による区分・集計です
雪:日中に降っていた日をカウントした数です。
夜間の降雪(10~20㎝程度)は頻繁にありましたが、日中でもまとまった雪が降っている日が17日、かなり少なかったです。
大雪:寒波などでまとまった降雪があった日が5日、こちらもかなり少なく降雪量が増えなかった原因の一つだと思います。
雨:今シーズン異常なぐらい雨が降りました。
例年だと、シーズン中に数回降るかどうか?降ったとしても春先の3月にという感じですが、今シーズンは1月~3月まで定期的に雨が降りました。
それだけ気温が高かったということなのかもしれませんが、雨の多いシーズンだったと印象に残っています。
晴/快晴:雨が多かったのと同じぐらい、晴れの日も多かったです。
晴/15、快晴/39、計54日
12月~3月末までは約100日程度の営業日がありますが、その半分以上が晴れていました。
降雪が少ないエリアは晴天率が高いスキー場も多いですが、白馬エリアでは雪が降る日が多いので晴天率は低め。
春先の3月からは晴れる日が多くなりますが、今シーズンは12月から晴れの日が多く、それだけ雪が降る日が少なかったということだと思います。
晴天が多い、トップシーズンでも雨が降る、気温が高いので雨から雪にならない、積雪が減っていく・の悪循環に陥り、3月に入るとゲレンデ下部の融雪がどんどん進み、下地の露出箇所が増えました。
肌感覚では1カ月季節が前倒してやってきたという感じで、ゴールデンウイークまで上だけはなんとか持つかな?という印象でした。
ゲレンデ下部エリアでナイター営業をしている五竜ですが、今シーズンは前倒しでナイター営業が3月21日(火)で終了しました。
2022シーズン(昨年)は雪が多かったので、ナイター営業を逆に延長し、4月3日(日)まで営業していたので、先シーズンより2週間早く営業が終了したことになります。
スキー・スノーボードを始めて20年以上になりますが、雪が降らないので滑りに行く気も起らず、最も滑走日数が少ないシーズンとなりました。
パウダーを滑れたのも僅かに一回、予定していたバックカントリーは一度も行くこともなく、個人的には最悪のシーズンとなりました。
移住して5シーズンが終了、大雪になったのは昨年だけで、雪が少なかったシーズンが2年。
豪雪地帯の白馬エリアといっても温暖化の影響を受け、今シーズンのような小雪が日常になっていくのかもしれません。