転職で悩んでいる、相談したいが周りにいない、しようかどうか迷っている・・・
このような方は今すぐ転職活動を始める事をお薦めします。
私は、6度の転職を経てフリーターから入社難易度が高いと言われている製薬会社MRに転職することができました。
6度の転職、しかも17年間で6回なので、約3年おきに入社と退社を繰り返してきました。
正社員で6回転職している人はかなり稀だと思いますし、一度も転職をしたことが無い人にとっては驚きの回数だと思います。
6度の転職を経て感じたことは、「転職は意外に簡単で、メリットの方が多かった」ということです。
その為、周りの友人や迷っている人に対してはいつも、「今すぐ転職活動を始める事」、「転職で得られるメリット」を話すようにしています。
今回は、転職で得られるメリット・デメリット、転職の多さをカバーする面接対策等について、実体験を基に紹介したいと思います。
転職理由
その前に、なぜ転職を考えているのか?
ということから掘り下げていきたいと思います。
転職を考えている理由としては、
ネガティブ編
- 仕事が楽しくない
- 職場環境が良くない
- 上司、同僚と合わない
- 先が見えない
ポジティブ編
- ステップアップしたい
- 高い給料が欲しい
- 異業種へチャレンジしたい
- 自分を試したい
転職理由について、ネガティブ・ポジティブの2パターンがあると思います。
ネガティブな理由としては、仕事が面白くない、人間関係が合わない、将来性がないといった現状に対する不満、どちらかというと後ろ向きな理由です。
一方、ポジティブな理由としては、ステップアップしたい、自分を試したい、今より稼ぎたいといった、特に現状に不満がなくても、環境を変えて挑戦したいという前向きな理由です。
- なぜ転職を考えているのか?
- ネガティブ・ポジティブ、どちらの理由から転職したいのか?
今一度整理して、転職理由を明確にすることで、次のステップへ行きやすいのではないでしょうか。
私が転職した理由も、転職3度目までは前者のネガティブな理由から、4度目からは後者のポジティブな理由が転職動機となっていました。
どちらも経験していますが、やはり後者のポジティブな理由での転職活動は、転職までの期間が短く、スムーズに転職できました。
面接でも、挑戦したい、成長したいと前向きな説明がよどみなく出てきますし、姿勢や態度にもそういった感情があふれており、相手にも伝わっていたのだと思います。
一方、ネガティブな理由での転職では、面接時に会社の不満点を挙げ本当の転職理由を説明する訳にはいかないので、取り繕った説明に終始し、面接の突破率も悪かったことを覚えています。
どちらも今置かれている環境よりも良い所で働きたいという理由は同じです。
不満やストレスを抱えて仕事をすることは、生産性が落ち、仕事をさせられている感じが強く、負のサイクルに陥りやすい状態だと思います。
転職し新しい職場では、「一から人間関係を構築しなければならない」という労力はかかりますが、しがらみのない、まっさらな状態で働くことができます。
なぜ転職を考えているのかを自覚し、不安より期待が上回ってくると、次のステップ、具体的な転職活動に移れるのではないかと思います。
転職 メリット
なぜ転職をすべきなのか?
転職するメリットは、
- 新しい職場環境で、再スタートできる
- 知識、経験、視野が広がる
- 新しい人間関係が構築できる
- 年収が増える可能性がある
新しい職場環境で、再スタートできる
職場の人間関係、劣悪な労働環境、面白くない・苦手な仕事など、今まで悩んでいた事を全て解消し、新しい環境で仕事を始めることができるようになります。
転勤族であれば、転職することで希望の勤務地で働くことも可能です。
私が働いていた製薬会社MRは転勤が必須なので、自分の出身地に帰るという理由だけで転職する人もたくさんいました。
知識、経験、視野が広がる
同業他社への転職であれば今までの経験を最初から活かして即戦力として働くことができますし、異業種への転職であれば、新しい知識と経験を経る事ができます。
どちらにしても新しい環境での仕事は、視野や価値観、仕事の幅も広がります。
新しい人間関係が構築できる
前の職場や取引先に新しい職場での同僚等が加わるので、関わる人の数が増え人間関係が広がります。
年収が増える可能性がある
転職することで給料を増やせる可能性がUPします。
私は6度の転職で、その都度給料を増やすことに成功しました。
もし仮に転職せず、今の会社にとどまった場合、年に一度の昇給でどのくらい給料が増えるのでしょうか?
ベースアップが年に5,000円だったとしたら、10年後は今より50,000円増えるだけ。
昇給などがあれば別途金額は変わってきますが、基本的には大幅に増える事は少ないと思います。
しかしながら、転職に成功すればその時点で給料を増やすことができます。
もちろん交渉は必要ですが、企業も優秀な人材であれば入社してほしいので最低でも同じ水準、今より下がる事は少ないと思います。
社内の規定でおおよその年齢幅に合わせたレンジの中で給料は決まると思いますが(大企業から中小企業へ転職場合はっ給料UPは難しいかもしれませんが・・・)、面接時に年収について聞かれた場合は、今まではこのくらいもらっていたので、これくらいを希望しますと遠慮せずしっかり伝える事が大切です。
その際、前職の年収を高く言って給料を吊り上げるのは止めた方がいいと思います。
嘘はすぐにバレてしまうので、正直な額で交渉した方が後々の為でもあります。
5度目の転職の際、外資系の製薬会社に面接に行った時の話です。
その一次面接の際「年俸はいくらを希望しますか?」
と質問され、
「〇〇〇万希望します」
といった所、
「わかりました」
と言われ、内定と年俸がその場で決まったという事がありました。
海外のドラマのようなやりとりで、外資系ってこんな感じなの?と驚きましたが、実際にあった話です。
転職 デメリット
自分の経験を基に転職する際のメリットについて紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
- 転職回数が多い事がネガティブに捉えられる
- 初回のボーナス対象とならない事がある
- 一から人間関係を構築する必要がある
- システムや社内のルールを全て覚える必要がある
転職回数が多い事がネガティブに捉えられる
面接において転職回数が多い事がネガティブに捉えられるということはあると思います。
- なぜこんなに転職回数が多いのか?
- こらえ性がないのではないか?
- コミュニケーション能力が低いのではないか?
私も面接の際に転職回数の多さについては何度も質問されました。6回も転職していれば聞かない面接官の方がおかしいぐらいです。
この質問に対しては、転職回数の多さをポジティブな印象を与える説明によって、逆にメリットに換える事ができます。
退職理由を必ず前向きな説明で終わらせることが重要です。
- 人間関係が悪くて
- 給料が安くて
- 仕事がハードで
本音はこうかもしれませんが、退職理由として話してはNGです。
必ずポジティブで前向きな退職理由にする必要があります。
- 仕事の幅を広げる為
- 自分の性格からこの業種が合うと感じ、チャレンジする為
- 将来こうなりたい、そのためにはこの業界での経験が必要だと感じた為
- 新しい業界で自分を成長させる為
こういった前向きな退職理由を説明し、1本のストーリーを作ります。
退職理由と転職動機に整合性がとれ、違和感がなければ面接官も納得し、それ以上突っ込まれることもありませんでした。
こういう理由で退職し、次はこの業界で新しい経験を得て、御社ではこういった成果が出せます、だから採用してくださいという流れ、ストーリーが重要で、ネガティブだった転職回数を逆にプラスに持っていくことさえできます。
私の場合は面接対策として、このようなストーリーを念入りに作り込んだおかげもあり、いくつかの内定を頂くことができました。
転職回数を気にされて二の足を踏んでいる方は、ストーリを作って、他の人に聞いてもらいましょう。
他人が聞いて違和感がないぐらいまで作り、自分の言葉として言えるように準備してから面接に臨んで下さい。
再現性の高い対策だと思います。
面接の際に、転職回数が多い理由を納得してもらえると、
- チャレンジ精神が強い
- コミュニケーション能力が高い
- 異業種での知識、経験が発揮できる
など、逆にポジティブな印象として受け取ってもらえました。
伝え方一つで、状況は変えることができるということを実感しました。
初回のボーナス対象とならない事がある
転職のデメリットとして、始めてもらうボーナスが支給されないことがあります。
これも会社の規定次第ですが、ボーナス対象期間途中での入社は対象月分、次の対象期間からカウントする会社が多かったです。
一から人間関係を構築する必要がある
人間関係も一から構築しなければなりません。
社内だけでなく取引先との関係性も構築する必要があるので、時間と労力がかかります。
システムや社内のルールを全て覚える必要がある
パソコンでの清算、決裁などのシステムや社内のルールも一から全て覚えなければならず、慣れるまでは負担が多くなります。
まとめ
転職するには、メリット、デメリットそれぞれあります。
6度の転職経験からすると、それでもはるかにメリットの方が多かったです。
ワンマン社長の個人経営の会社に転職した際、この会社に先は無いと見切りを付け半年で退社したこともあります。
- 我慢しながらやりたくもない仕事を惰性で続ける
- 転職し新しい環境で前向きに働く
どちらの方を選択するかで、数年後には大きな差が生まれると思います。
転職してみてその職場がフィットしなかった、想像していた仕事じゃなかったとしたら、また転職すればいいだけの話です。
終身雇用、定年まで働くことが評価される時代ではありません。
何度でも環境を変えて自分が正当に評価される会社、一番実力を発揮できる会社で働けるまで、転職を繰り返してもいいと思います。
転職する事はかなりパワーがいると思いがちですが、一度転職をしてみると意外にそうでもなかったなと感じました。
その後は、なんか違う、こんな会社で働けない、仕事が面白くない、他の仕事をしてみたい、違和感を感じたら次を探し結果6度も転職し、大手企業に入社できていたので、まずは行動する事が大切だと思います。
転職に悩んだら、いますぐ転職すべき。
悩まれている方は、転職を検討してみはいかがでしょうか?
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