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一人旅・スノボ・起業ブログ

40歳で脱サラし長野へ移住、仕事、一人旅、スノーボード

脱サラ・移住し3年半、目標の個人事業主デビュー。なぜ仕事を辞めて移住を決めたのか?①脱サラ編

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

青木湖 リフレクション

会社を辞め、長野に移住し3年半が経過、昨年は目標だった起業し、個人事業主としての生活もスタートさせることができました。

 

移住を検討している方への参考になればと思い、仕事、お金、地方での生活について移住のリアルな面も含めてご紹介したいと思います。

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①脱サラ編 ーなぜ会社を辞め、移住したのか?ー

 

脱サラ・移住前の生活環境

 

  • 年齢:40歳 独身
  • 職業:会社員 製薬会社MR
  • 住所:栃木県 宇都宮市
  • 貯金:800万

 

まずは仕事についてですが、大学卒業後スキー場に就職、メーカー勤務を経て20代後半に製薬会社のMR職に転職しました。

 

MRというのは製薬会社の営業担当者の事です。

 

クリニックや病院の待合室にスーツでパソコンやiPadを操作している人を見かけたことがあるかと思いますが、ドクターと面談するために待機しているMRです。

 

身近な所ではコロナのワクチンを打ち、熱が出た、腕が晴れたなどの軽い副作用であっても製薬会社MRは医療機関へ行き全ての副作用情報を収集しています。

 

そんなMR職ですが、なぜMRを目指したのかというと、自分のスペック(低学歴)で高給を稼げる職業がそれしかなかったからという消去法での選択でした。

 

製薬会社は景気に左右されにくく、特にMR職は大手だと30代で1,000万を超え、給料も高く安定しています。

 

(最近は早期退職の募集やリストラも進んでいますが・・・)

 

給料以外に日当もつきます。(私の会社は1日3,000円でした)

 

既婚者の同僚は日当代で部屋を借り、未婚と偽り女性と付き合っている猛者もいましたが・・・

 

営業車、パソコン、携帯、iPadが支給され、基本直行直帰のメーカーが多く、出社する必要がありません。

 

営業車は一日中使用する為、営業車用の駐車場を契約し、休日にプライベートで使用することが許可されているメーカーもあります。

 

一カ月のスケジュールを決め上司と日程を共有しますが、基本自由で管理も緩いので、さぼろうと思えばいくらでもさぼることができます。

 

私の会社では予算さえ達成すれば後は何をしていようがOK、プロセス関係無しといった感じだったので、月の前半はしっかり働き、予算が達成見込みであれば後半は流すといったメリハリのある働き方もできました。

 

転職重ね、ようやく手にしたMR職。

 

給料は大手メーカーに比べると少し落ちますが満足のいくものでした。

 

その一方、仕事に興味が持てず、何をしても達成感が感じられませんでした。

 

講演会で休みが潰れる、直行直帰で同僚と会わない、達成感が感じられ無い、同じ仕事の繰り返し等、仕事がつまらなく、やりがいが見いだせない日々が続きました。

 

今までは自分の興味のある事を仕事にしてきていたので、興味のないことを無理やり続けることに対して極度のストレスが貯まり、自分をだましながらなんとか仕事を続けていました。

 

30代半ばで仕事がとうとう嫌になり、

 

  • 働くとは何なのか?
  • このままでいいのか?
  • あと20年この生活を続けて何が得られるのか?

 

自問自答し迷いつつ、何もやる気が起きない無気力な生活が続きました。

 

 

ストレスを発散するように毎日飲み歩き、酒の量も増えた結果、痛風・高血圧になり

患者としてクリニックに通う事になりました。

 

精神的には、うつ病一歩手前、メンタルクリニックを受信したら薬の処方を受けるだろうなと自分で感じるぐらいメンタルも病んでいました。

 

 

そんな中、40歳で一区切りをつけようか?と漠然と考えるようになり、35歳の時に今後の方針を決めました。

 

「40歳まではこの仕事を続けるが、40歳になったら仕事を辞めて自分のやりたいことをする」

 

 

当時35歳、あと5年だけ仕事をするというゴールを設定しました。

 

と同時に「やりたいことリスト」の作成も行い、5年間でやるべきことを逆算しました。

 

 

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やりたい事リスト

 

  • 40歳で仕事を辞める
  • 高級車に乗る
  • 海外に住む
  • アジアからヨーロッパへ自転車旅
  • 英語を話せるようになる
  • 起業し個人事業主になる
  • スキー場近くへ移住する
  • 毎日スノボ、パウダーを思いっきり滑る

 

このリストの一つでもある、「高級車に乗る」

 

今後の人生を考えてもこのタイミングしかない思い、すぐにディーラーに行き700万の車を購入、5年後40歳で支払いを終えるようローンを組みました。

 

仕事上では同僚やマネージャーにも40歳になったら引退すると伝え、そこから5年後を常に意識して行動するようにしました。

 

ゴールを設定すると不思議なことに、今までやりたくなかった仕事もどうせあと5年だけだから、と前向きにとらえる事ができるようになり、ストレスも減りました。

 

前向きに仕事をすると営業成績が向上、予算達成率で全国一位をとり表彰され、予想以外の結果もついてきました。

 

なるべく貯金はするようにしつつも、旅行やスノボ道具はプライスレスで楽しみ、仕事を辞めるまでの5年間はポジティブに生活できたと思います。

 

 

5年が過ぎ、ゴールの40歳になり、仕事がひと段落ついた所で改めてマネージャーに退社の意向を伝えました。

 

後一年だけ、最後にもう一つプロジェクトをこなしてから辞めてはどうか?

 

と提案され、1年あれば貯金も増やせるしどうするか?

 

迷いましたが、最終的には40歳で引退するという最初の決断を優先し退社することに決めました。

 

 

今振り返ってみてもあの時に仕事を辞めて正解だったと思います。

 

 

移住してみて収入・仕事の面では当時から今も苦労が続いていますが、精神的なストレスを感じることはほぼ無くなりました。

 

起業するタイミングが想定より遅れましたが、ほぼ思い描いていた通りの移住生活ができています。

 

 

移住前、起業する内容も特に決めていたわけではなく、成り行きでそうなっただけ、頭で考えすぎるより興味が湧いたらすぐに動くことが重要で、その積み重ねが今につながっているのだと実感しています。

 

 

「何よりもまずは動くこと」

 

 

動くまで、実行するまでは腰が重くても、動き出すと早いです。

 

脱サラ、移住、起業を検討している方にアドバイスするとすれば「何よりもまずは動くこと」が大切だと思います。

 

 

次回は移住先をどのように決めたのかについてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

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