7月から大町市の青木湖で「ホタルSUPツアー」を始める予定ですが、日中はSUPのガイドをしています。
今年からGoPro付のSUPレンタルも始める為、アクアマリーナ・「FUSION」のSUPを購入しました。
梅雨の晴れ間の本日ようやく試乗することができたので、感想等をご紹介します。
アクアマリーナ
FUSION
- 長さ 330㎝
- 幅 81㎝
- 厚み 15㎝
- 容量 320L
- 重量 8.6㎏
- 最大積載量 150㎏
- セット内容 SUP本体、ポンプ、バッグ、パドル、リーシュコード、フィン
フルセットなので、ライフジャケットを準備すればすぐにSUPに乗れます。
インフレータブルの為、ポンプをSUP本体につなぎ空気を入れます。
5分程度で0.5位まで空気が入り、意外と簡単に空気が貯まっていきました。
本来はもう少し入れるのですが、だんだんとポンプの押す力が強くて疲れてくる、今日は試乗だけなのでこの位で。
リーシュコード、裏面にフィンを付けSUPの準備は完了です。
ライフジャケットを着用し、パドルの長さを調節して早速板に乗り込みます。
いつも使用しているSUPより一回り小さく幅も狭いため、立ち上がった時の揺れは大きく感じます。
小型にしたのは、空気を入れる量も少なく準備が楽、軽くて持ち運びが便利な点を考慮した為ですが、これでも150㎏まで載せられるので十分です。
青木湖の湾の中、対岸まで移動しました。
板に乗って漕いでみて一つだけ気になる点を感じました。
それは、パドルが緩んでしまい、パドルの長さが変わってしまう点です。
パドルは身長に合わせて伸び縮みできるようになっているのですが、しっかりロックするタイプではなく、ネジを締める力で長さを調節するタイプなので、そこが緩いとしっかり固定されないという点です。
締めましすれば対応できるのかもしれませんが、少し気になりました・・・
それ以外には特に気になる点もなく、浮力も揺れも問題なく感じました。
GoProの取付マウントがあらかじめ付いている板もあるのですが、この板にはマウントが付いていません。
そのため、取付マウントを別途購入し、板の先端に取り付けました。
これでGoProを板の先端に付けて、湖面すれすれの広角映像や、自分の漕いでいる全身を撮影することができます。
片付け方は、フィンを外し、空気を抜き、パドルを分割し水抜きをすればOKです。
私の場合は車に積みっぱなしにするため、SUPの空気を3分の一ぐらい残したまま、折り重ねて車に放り込んで持ち運ぶ予定です。
サイズの展開も多いため、もっと揺れに強い板が欲しい人は大きめのサイズを、体が小さい方、軽い方は小さめのサイズを選択することも可能です。
フルセットで6万円台、この内容であればとてもコスパのいい買い物だったと思います。
SUPを始めてみたいという方にはかなりオススメだと思います。
GoProで撮影した動画はこちら ↓
青木湖は満水までもう少し、現在は湖面が低い状態です。
木の枝がせり出していますが、ガイド時にはこの下をくぐるように通過します。
透明度が高いため、浅い所では湖底が綺麗に見えます。
青木湖ではマス、ブラックバス、カワサギなどがよく釣れますが、今日も40㎝ぐらいの魚が板の横を泳いでいきました。
この木の下、右側の岸ぐらいからがホタルの生息エリアです。
あと1カ月すれば日没後、ここにホタルの群れが飛び交う姿を見る事ができます。
ホタルSUPツアーは、この辺りのホタル生息地を目指して、真っ暗闇の中をヘッドライトの灯りのみでSUPに乗って移動します。
ホタルの数は7月中旬では少ないですが、徐々に増えていき、8月頭にはかなりの数になります(例年)。
青木湖キャンプ場では、SUPのガイドツアー(1時間/2時間)、ガイド無のSUPレンタルも毎日行っていますので、SUPを体験してみたい方はこちらから予約も可能です。↓
【長野県・大町市・SUP】カクネ里氷河の水が流れ込む清冽な水を満喫!青木湖SUPクルーズ(講習2時間コースまたは講習1時間+レンタル1時間コース)|アソビュー!
雲にかかっていますが、本来であればこの方向に残雪の北アルプスが綺麗に見えます。
湖面から見る北アルプスも格別です。
本日も4組ぐらいSUPをされているお客さんがいましたが、青木湖は水が綺麗で景色もいいので本当に気持ちがいいです。
SUPを始めてみたい、購入を考えていらっしゃる方はまずはレンタルしてみてからでもいいのではないでしょうか。