スノボ歴20年、いろんなブランドのゴーグルを使ってきましたが、ここ数年は「SMITH」を使い続けています。
Smithゴーグルのメリット・デメリットについての感想を紹介します。
Smithのゴーグルでは、「I/ O」・「I/ O7」、昨シーズンからは「4DMAG」を購入し、計3シリーズを使用しています。
Smithのゴーグルはシリーズも名前も多いので、何がどう違うのかよくわからないと思いますので簡単にご紹介します。
「名称」+「MAG」+「XL」+「アジアンフィット」等に分けてイメージしていただくとわかりやすいと思います。
「名称」は「I/ O」、「SKYLINE」、「4D」などの種類別のブランド名です。
ちなみに「I/ O」はアイオー、「MAG」はマグと呼びますので、検索の際にはスミス・アイオー等で探すと便利です。
「MAG」はマグネットの意味で、この表記のあるものは磁石でレンズの装着をしておりレンズ交換が簡単にできるタイプです。
「XL」はサイズを意味しており、通常タイプと「XL」のラージサイズがあります。体系の大きな方、ゴーグルの視認性を求める方は「XL」が使いやすいと思います。
「アジアンフィット」と表記のあるタイプは、鼻の低いアジア人を想定して作られたゴーグルの為、こちらの方がより顔にフィットすると思います。
オンラインで購入する場合、「アジアンフィット」の表記が無い(記載していない)ショップも過去にありました。
ショップに問合せてみると「アジアンフィット」だったということもありましたので、購入の際にはこの点を確認した方がいいと思います。
「国内正規品」や「日本正規品」などの表記がある場合は、並行輸入ではないのでほぼ「アジアンフィット」だと思います。
価格が他のメーカーより極端に安い場合は並行輸入品である事が多く、その場合には「アジアンフィット」ではない事もあります。
発売モデルについても記載していないショップもたくさんあるので、注意が必要です。
2021年11月現在の今シーズンモデルは「21-22」か「2022」の表記となります。
年代が表記されていれば、今シーズンモデルとすぐにわかりますが、年代の記載がなく、昨シーズンモデルを販売しているショップもあります。
昨シーズンモデルは型落ちとなるので、定価より安くなっている事が多いのでそこでも見分けは付きますが、中には定価のままで販売しており、昨シーズンモデルを勘違いして購入してしまうというケースもあるので、年代の確認も重要です。
ここからは、「SMITH」の「I/ O7」のレビューです。
「I/ O7」使用してみての感想として、
- 曇らない
- 視認性が広い
- レンズを通して地形が見やすい
- 顔にフィットする
- デザインがいい
- 外から目が見えない
一番のメリットは、視界が広く、レンズが曇らないことです。
ダブルレンズを使用しているので、曇り止めを使わずとも全く曇る事がありません。
ゴーグルのレンズが曇ることはほとんどありませんでしたが、使用して4年目ぐらいになるとシーズン中に数回、曇るようになりました。
レンズに水分を吸収する薬品が混ぜらており、細かな水分を吸収する曇り止め効果があるらしく、その成分が薄れてくるのが原因?詳しい事はわかりませんが、購入して2、3年ぐらいは全くレンズが曇る事は無かったです。
視認性の良さは「クロマポップレンズ」により、地形の凸凹や遠くの景色もはっきりと見え、曇り空から晴天まで幅広い気候、コンデションに対応できます。
I/ Oシリーズにはクリアのスペアレンズがセットになっているので、ナイターの時等はクリアレンズに換える事で、全てのコンデションに対応できるゴーグルとなっています。
「MAG」ではなくてもレンズの付け替えも比較的簡単にできます。
「SMITH」は海外のブランドなので、並行輸入でゴーグルを購入すると、外国人用に作られている為、日本人の顔、特に鼻筋あたりに隙間ができる可能性があります。
そこで、購入する際には日本人向けの商品である「アジアンフィット」を購入する方がオススメです。
I/ Oは見た目のデザインもカッコよく、レンズ越しに目が見えにくい為写真を撮ったりする際にも納まりがよくなると思います。
I/ Oのメリット関してご紹介してきましたが、デメリットとしては「価格が高い」ことぐらいです。
I/ Oシリーズは¥35,000~
ブーツやバインが買えるぐらいの値段の為、気軽に買える値段ではないと思いますが、その分性能も良く、長く使うことはできると思います。
最新モデルにこだわらないという方であれば、1シーズン型落ち狙いで購入価格を抑えるのもオススメです。