SMITH ゴーグル最上位モデル「4D MAG」を購入、実際に使ってみた感想をレポートします。
「4D MAG」の特徴としては、
レンズテクノロジーの常識を変えるバードアイビジョンで今まで見えなかった死角を視界に入れる4D MAG™。 I/O MAG™ の視界を25%拡大させたバードアイビジョンと世界最高の視界を支えるクロマポップレンズが、クリアで今までにない広い視界を確保する。フォグフリービジョンを可能にするAirEvac™ 機能でヘルメットとの究極なインテグレーション。SMITH MAGレンズチェンジシステムを搭載したロッキングシステムはフレームと一体化しているアウトリガーに配置させレンズを確実に固定する。左右のロックを押すだけで簡単にレンズを外せるため天候やコンディションの変化に応じて瞬時にレンズを交換できる。クロマポップレンズ2 枚標準装備(調光モデルを除く)
※公式HPより
今まで使用していた「I/O7」は「I/O」より少し大きめなサイズですが、「I/O」と比べて視界が25%広くなっており、マグネット式で簡単にレンズ交換ができる点に魅力を感じ今回購入することにしました。
定価¥45,000、税込¥49,500・・・
最上位モデルだけに値段もかなりの金額です。
ゴーグルケースが付いてます。
フレームが少なく、レンズが大きく、視界が広い。
曇天用のクリアレンズ。
レンズの左右下が丸く出っ張っていますが、ここから下の方面が見え、視認性がUP。
「4D MAG」のロゴが書かれている所が丸みを帯びており、この部分もレンズでゴーグル下が見えるようになっています。
ゲレンデでゴーグルを付け、実際に滑った感想として、
- 上部の視界は今までと変わりはない
- 左右の視認性がUP、見える横の範囲が広がった
- 下部の視認性がUP、下方向が見えるようになった
- 「I/O7」より曇りにくくなった
- 雪の凹凸が見えやすくなった
曇りにくさに関しては、古いゴーグルと新しいゴーグルの違いだけなのかもしれませんが、同じウェア、同じフェイスマスクを装着して滑った結果、「I/O7」の時はレンズ内側がすぐに曇ってしまったのですが、今回は曇る部分はありますが、その範囲が狭くなりました。
同じクロマポップレンズですが、「4D MAG」の方がより斜面の雪のデコボコがくっきりと見えました。
ゴーグルの視認性については、上部は今までとさほど変わりはないですが、左右、下部に関してはかなり視界が広くなりました。
今までは見えなかった所まで見えるようになり、左右、特に丸みを帯びたレンズ下方面の視界の広がりに驚きました。
視界が25%UPするという案内の通り、今までに無い視認性で、広い視野のゴーグルが欲しい方には最適のゴーグルだと思います。
レンズ交換も簡単にできます。
ゴーグル下にある左右のレバーを後ろ側に倒し、レンズを引っ張るだけで外れます。
レンズ、フレームには磁石が付いているので、付ける場合も近づけるだけでカチッと納まり、レバーを元に戻すだけで簡単にレンズ交換ができます。
これならゲレンデで滑っていて、天候が変わってレンズが見えにくくなった時でも、リフトに乗っている間に簡単にレンズ交換ができるので、かなり便利です。
「4D MAG」は25%視界が広がったとの案内を見て、ゴーグルのサイズが大きすぎるのではないかと不安に感じていました(実物を見ないでネットで購入した為)
実際は既存のゴーグルと外形サイズはそれ程変わらず、付け心地も良く、顔にフィットしました。
付けてみると予想以上に視界が広くなり、ゴーグルを付けている違和感が少なくなる、値段に見合った内容のゴーグルでした。
値段の安い並行輸入品はは日本人の顔に合わせたアジアンフィットではない場合があるので確認アジアンフィットかどうかを確認するのもポイントです。
今までにない視認性のゴーグル、SMITH「4D MAG」値段は高いですがオススメです。