スノボ歴20年、パウダーの楽しさにハマり会社を退職、長野へ移住してしまった筆者が利用する・よく滑っていたパウダーが楽しめるスキー場を紹介していきたいと思います。
3回目の今回も引き続き白馬エリア、エイブル白馬五竜スキー場を紹介します。
長野県白馬村周辺には10のスキー場があり、ハクババレーとしてブランド化していますが、岩岳スキー場は白馬村の中にあり、八方尾根スキー場とさのさかスキー場の間に位置します。
白馬村から車で10分、隣の大町市からだと30分くらいの距離です。
エイブル白馬五竜スキー場
営業期間:12月ー5月上旬
リフト券:大人 ¥5,500
小人 ¥2,900
シーズン券情報はこちら ↓
コースマップ
エイブル白馬五竜スキー場 3つのオススメポイント
- 非圧雪エリアが豊富
- 隣のHAKUBA47スキー場も滑れる為、コースが豊富
- 12月ー3月末までナイター営業実施
五竜スキー場はパウダーのイメージはあまりないかもしれませんが、意外に非圧雪エリアがいくつもあり、その上斜度もあるのでスピードに乗ってパウダーを楽しむ事ができます。
HAKUBA47とは山が同じで頂上で繋がっており、どちらのスキー場も滑る事ができるので、広大なエリア、豊富なコースを楽しむ事が出来ます。
新雪が積もった日は、朝一五竜でパウダー、その後フリーラン・カービングを楽しみ、雪が緩んでくる午後からは47に移動しパークで遊ぶという楽しみ方も可能です。(五竜に篭っているスタッフはこの流れが多かったです)
白馬エリアでは2021シーズンでは唯一のナイター営業実施スキー場、12月から3月末まで(昨シーズンは水曜定休)と営業期間が長いのも魅力です。
五竜ナイターのオススメポイントは、ナイター前に圧雪車で毎日ゲレンデを整備してくれる所です。
ナイターが始まる頃にはゲレンデはデコボコ状態に荒れていますが、圧雪する事でカービングターンも気持ちよく滑れますし、気温が下がって固くなった時にもコンデションがキープされ、五竜のナイターは滑りやすいと評判です。
その為平日の夜でも賑わっており、宿泊のお客さんや近くのスキー場スタッフもたくさん訪れます。
五竜で篭ると(リゾバに来ると)毎日ナイターが滑れるからという理由で五竜で働いているスタッフもたくさんいました。
お薦めコース
- チャンピオンエキスパートコース
- グランプリコース(第3ペアリフト)
- グランプリコース(第4ペアリフト)
チャンピオンエキスパートコース
滑走距離500m、平均斜度30度、最大斜度35度
ゴンドラを降りてチャンピオンダイナミックコースを滑り、エキスパートコース入口ゲートから入ります。
ダイナミックコースは降雪時には真ん中だけ圧雪が入り、その左右は非圧雪となります。
ダイナミックコースの滑走距離が500mあるので、合わせて1,000mの長い距離でパウダーを楽しむ事が出来ます。
エキスパートコースは完全非圧雪となり、一面ノートラックのパウダー斜面となります。
30度の急斜面ではスピードに乗ってパウダーを滑る事ができ、春先の重め、スピードが出ないような雪でも勢いよく滑る事ができます。
積雪量が20cm程度だと、コブコブになって固まっている下地に板が底辺りし、ターンが難しくなることもあります。
パウダー狙いの人が集中する人気のコースなので、平日でも最初の1本しか楽しめないと思います。
1本目を滑り終えゴンドラで上に上がり、2本目を滑る頃には新雪が食い荒らされている可能性が高いので、最高の1本を味わった後は残っている脇パウを楽しむか、別のコースへ移動するのがお薦めです。
グランプリコース(第3ペアリフト)
滑走距離900m、平均斜度21度、最大斜度23度
グランプリコースはゴンドラを降りて第3ペアリフトを降りた正面のコースです。
ゲレンデ上部から見て左側(画像では右側)、第3ペアリフト側には非圧雪コースやコース脇は非圧雪ゾーンになる為パウダーが楽しめます。
コース左側には林がありますが、木の間隔が広い為ツリーランが楽しめ、リフト線下に沿ってパウダーを楽しめます。
非圧雪エリアは距離は短いですが、一面ノートラックが広がっていますし、隣の林の中を滑ったり、壁を登って滑ったりといろいろな遊び方ができる自由度の高いコースです。
起伏のある地形や谷にっている所もあり、スピードに乗って突っ込むと危険な箇所もあるので、コース状況を確認しながらスピード調整も必要です。
グランプリコース(第4ペアリフト)
グランプリコース第4ペアリフト側の非圧雪エリアもパウダーを楽しめます。
第4ペアリフト下り場から右方面に進むと、斜度は緩いながらも非圧雪エリアが広がります。
斜度が緩く一度コケると脱出が難しくなるので、勢いをつけてスピードをキープしながら滑ることがポイントです。
そこから第4ペアリフト線下右側にはコースへ流れ込む形の長い壁が続いており、起伏のある地形で藪を避けながらパウダーを楽しむ事ができます。
グランプリコース両側の非圧雪エリアも人気が高いので、次々に人が滑りこんで来るので、パウダー競争率は高めです。
脇パウを楽しむ事ならできますが、気持ちの良いノートラックを滑れるのは数本だけだと思います・・・
ゲレンデから見える北アルプスの景色
ゴンドラで上にあがると、ゲレンデからは五竜岳や白馬三山の北アルプスを見る事ができます。
HAKUBA47へと続くパノラマコースでは、五竜岳・北アルプスを左側に見ながら進む為、絶景を楽しみながら滑る事ができます。
47と五竜をつなぐLineEリフトは、右手側に五竜岳・北アルプスが広がっており、リフトに乗りながら絶景を楽しむ事もできます。
まとめ
五竜スキー場は、隣の47スキー場とつながっており、2つのスキー場を滑る事が出来るというメリットがあります。
五竜は圧雪レベルが高く、圧雪されたゲレンデが綺麗で滑りやすいと評判で、グランプリコースなどはカービングフリークも大勢滑っています。
五竜ではカービング、フリーラン、パウダーを堪能し、47ではレベルの高いパークを楽しむという、2つのスキー場の特徴を活かして様々な目的で楽しむ事ができます。
ゲレンデ下部には斜度が緩くてコースが広い「とおみゲレンデ」や「いいもりゲレンデ」があるので、初心者の方にも楽しめます。
幅広い層、レベル、楽しみ方ができるエイブル白馬五竜スキー場もオススメスキー場の一つです。