オススメのパウダーボード、「2022 BURTON FISH 3D」
バートンの推奨セットアップ(バイン・ブーツ)と共にご紹介します。
BURTON FISH 3D
サイズ:151・156・161
¥84,000(税込¥92,400)
パウダー用ボードとして永年発売されている「FISH」、板のノーズ、テールが3D、立体的になりより新雪を滑りやすい形になっています。
BURTON公式HPによると、対象の地形はパウダー:10/10
オールマウンテン:4/10 なので新雪を滑って、ゲレンデでもフリーランが楽しめるパウダーボードです。
ボードの形状
板の前後が浮き上がるロッカータイプですが後ろより前、ノーズがより浮き上がっている形状になっており、より浮力を得やすい、新雪でも板が沈み込まない様な形になっています。
シェイプ
ノーズが長く、テールは短めのディレクショナルシェイプです。
バートンの公式HPを見ると、体重が82㎏までの人なら一番短い151cmで大丈夫そうです。
私自身、BURTON FISHは10年以上使用しています。
FISHレビューはこちら ↓
FISHで新雪を滑ると、板の先端が雪の中に埋まることなく、浮きあがってくるのが実感できます。
太ももまである深い新雪でも沈み込むことなく滑る事ができました。
ターンに関しても後ろ足を滑らせて大きなスプレーを上げたり、しっかり踏み込む事でショートターンもしやすく、板の取扱いがしやすいボードだと感じています。
30cm程度の新雪はcustomXで滑り、それ以上の深い新雪の時にはFISHと使い分けています。
customXで滑る場合は、そのまま滑ると板の先端が雪の中に沈み込んでしまうので、後ろ足に体重をかけ、後傾の態勢をとり続けなければなりません。
その為かなり体力、筋力を消耗します。
FISHの場合、全く後傾ポジションをとらず、普通の姿勢のまま新雪に突入しても何も問題なく滑る事が出来ます。
パウダーを楽しむのであれば、メインボードとセカンドボードとしてパウダーボードを1本用意しておくと、より滑りの幅が広がり楽しむ事ができると思います。
BURTONの推奨セットアップとして記載されていたのがこちら。
- バイン:マラビータ
- ブーツ:アイオン
バイン:マラビータ Re:Flex
バートンのバインの中でも硬さはミディアムクラスで、硬すぎずストラップを締めている状態でもある程度自由が利く為、パウダーの中でも操作しやすいと思います。
バートンのバインには、2種類のバックルが使用されています。
マラビータで使用されている、斜めにスリットが入ったダブルテイクバックのバックルは、軽い力で簡単にバックルを締める事ができます。
バートンのバインには、同じブランド名で取り付け方が違う2つの種類が用意されています。
- Re:Flex
- EST
バートンの板はチャネルシステムという独自の取り付け方法になっており、ビス2本でバインを固定するタイプです。
Re:Flexはバインの下にベースプレートがあり、2本のビスで固定するタイプ。
ESTはバインの下ではなく外側にビスで固定するタイプです。
ESTの場合、ビス同士の距離を離しバインが板のしなりに合わせる事ができ、細かい調整が可能です。
その為、操作性や細かい調整がしたい方はEST、バインと板の一体感や強度を求める方はRe:Flexを選択されるといいかもしれません。
私自身どちらも使用していますが、customXのような固い板にはRe:Flexのバインを付け、FISHにはパウダー時の操作性の高い柔らか目のESTのバインを合わせて使い分けをしています。
ブーツ:アイオン
バートンブーツの中でも上級者向けの固めのブーツです。
インナーは熱成型する必要が無く、履いている内に自然と成型されて自分の足型に沿ったインナーに仕上がります。
実際、昨シーズンアイオンを購入し、1シーズン使用してみました。
バートン アイオン購入レビューはこちら ↓
購入して初日、1回目使用時はインナーが出荷時の状態のままなので足に痛みが出ましたが、履き続ける内に痛みの箇所がなくなり、自分の足にフィットしていき、最終的には全ての痛みは消えました。
カービングからフリーラン、パウダーやバックカントリーでのハイクまでこの1足で全てカバーでき、安定のパフォーマンスだったと思います。
セカンドボードとしての、BURTON FISH 3D。
パウダー専用ボードがあると、滑りの幅が拡がりより新雪を楽しむ事が出来ると思います。