スキー場に行く前には必ずスキー場の公式HPで、ゲレンデ状況を確認してから滑るようにしています。
風が強く吹いている、パウダーを期待していたがあまり積もっていないなど、HPから情報を読みとることで、予定していたスキー場を変える事もできます。
(白馬村周辺には近距離でスキー場の数が多く、行先を変えやすい為)
白馬村のスキー場へ行く際に毎回確認している項目(HPの更新時刻、積雪量、風の強さ、ライブカメラ等)についてご紹介します。
公式HPで確認すべき項目・データについて
風速
白馬村のスキー場は強風が吹きやすく、リフトが運休になる、ゴンドラが遅れる事が比較的多いです。
特に風の影響を受けやすいスキー場が、「八方尾根スキー場」です。
2021年2月第1週の状況を例にすると、
- 2月2日 一部リフト運休 14時から稼働
- 2月3日 一部リフト運休
- 2月4日 一部リフト運休 11時から稼働
- 2月5日 一部リフト運休 14時から稼働
- 2月6日 一部リフト運休 9時から稼働
上部のリフトは風の影響を特に受けやすく、下部のリフトだけしか動いていない、時間の経過とともに風が治まってきたら上も動き出すということがよくあります。
逆に風の影響を受けにくい、リフトやゴンドラが止まりにくいスキー場が、
- 白馬五竜スキー場
- 白馬岩岳マウンテンリゾート
八方尾根スキー場のHPを確認する事で、朝の時点の風速がわかります。
2月8日(月)の公式HPより
積雪 217cm
新雪 5cm
気温 -10度
風 2m/s
天気 雪
各項目に数字が表示されるので、一目でコンデションが確認できます。
例えば風速が10メーター近くだと、強風である事が予想できます。
「ゴンドラが動かない」、「動き出すのが遅れる」、「ゲレンデ下部しか滑れない」等の可能性があると判断でき、風に強いスキー場である五竜や岩岳に行先を変更するということが可能になります。
ライブカメラ
ライブカメラを設置しているスキー場では、雪の降り方や風の強さなどを画像で確認することができます。
八方尾根スキー場 ライブカメラ
八方はライブカメラが7か所あり、リアルタイムの動画を確認することができるので、この動画を参考として、近くのスキー場のコンデションを予想しやすくなります。
公式HPにライブカメラを設置しているHAKUBAVALLEYスキー場
- コルチナスキー場
- 栂池高原スキー場
- 八方尾根スキー場 ライブ
- HAKUBA47スキー場
- 白馬五竜スキー場
- 鹿島槍スキー場
- さのさかスキー場(エラー表示)
- 爺ガ岳スキー場 ライブ
更新時間
公式HPの更新時間も非常に重要なポイントです。
毎朝の更新時刻(個人調べ)
- 白馬五竜スキー場 AM6:00
- 八方尾根スキー場 AM7:00
- コルチナスキー場 AM7:00
- HAKUBA47スキー場 AM7:30前後
- 岩岳スノーフィールド AM7:50前後
この5つの公式HPをこの順番に毎朝確認しています。
情報を基にしたスキー場選びのポイント
今日も実際滑りにいきましたが、麓でも降雪があり、スキー場ではパウダーを滑る事ができると期待し、
- 降雪量
- 風の強さ
を比較し、滑りに行くスキー場を決めることにしました。
まずは、更新時間が一番早い白馬五竜スキー場をチェック。
降雪 30cm
風 2m/s
次に、先程記載した八方尾根スキー場、
降雪 5cm
風 2m/s
次に、コルチナスキー場を確認。
降雪 30~35cm
風 5m/s
コルチナは情報量が多い為、より詳細にゲレンデコンデションを把握することができます。
稼働リフト、営業予定コースもこの時点で発表してくれるため、安心してゲレンデに向かう事ができ、利用者目線に立った情報を開示してくれます。
次に、HAKUBA47スキー場、
降雪20~25cm
風速の表記はありませんが、風が強い時、リフトが運休、遅れそうな時はこちらにコメントとして掲載されるので安心です。
最後に岩岳スノーフィールド、
降雪20cm
岩岳に関しては、リフトが8:00にスタートするのですがその10分前後にHPが更新される為、スキー場に着いてから項目を確認することになるため早朝から滑る人には参考にならない事が多いです。
また、風に関しての案内が無く、降雪量も適当?な事が多いので、もう少し情報の精度を上げて欲しいと思います。(降雪量10cmでも、山頂は20cm以上積もっている事も多々あります)
5つのスキー場の 降雪量と風速を比較すると、
- どのスキー場も風は強くなく、リフトが運休になる可能性は低い
- 降雪量は五竜が30cmで一番多い
ということがわかり、「今日はパウダーを滑りたいから五竜にしよう」というスキー場を選ぶきっかけ、判断材料とすることができます。
まとめ
HAKUBAVALLEYは小谷村から大町市の間に10のスキー場があります。
そのため、降雪量や風速など、各スキー場で違いがある為、(距離が近いスキー場同士は似たような状況になることもありますが)、とりあえず白馬村方面に移動し、朝公式HPの情報を確認し、最終的にどのスキー場へ行くか決める事もできます。
風によるリフト運休のリスク、降雪量でのパウダー狙い、気温による締まった圧雪バーンを楽しむ等、HP上の情報、数値を参考にスキー場を選ぶことでより選択肢が拡がるのではないかと思います。